田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

English Breakfast

2011-11-05 06:12:09 | 体と健康
あさごはん
ごはんなくても
あさごはん

我が家では朝食にご飯を食べることはない。というより息子は朝食そのものを食べない。自分と妻がトーストをかじるのが我が家の朝食である。ところがトーストの好みが異なる。妻は厚手の食パンで中身がもちもちとした食感が残っているのが良いと言い6枚切りにこだわる。自分は8枚切りで、かりかりに焼いたトーストが好きである。一般に日本人は薄手のかりかり乾燥タイプのトーストは苦手なようである。ピザトーストのような厚手の食パンにチーズをのせたものを好むように思える。硬い食材を避けるようになった最近の日本人の傾向なのかもしれないが、自分はこの噛みごたえがたまらなく好きである。このトーストをかじっていると昔の記憶が呼び戻される。英国で貧乏学生をしていたころの断片的な記憶である。スコットランドの山に登りたくなって、夜行バスでスコットランドに行き民宿で食べたカリカリのトーストが懐かしく思い出される。民宿とは言え、もとは貴族の家だったのかもしれないと想像できそうな大邸宅でダイニングルームには大きなテーブルが中心に置かれていた。20人や30人は食事ができるだろうという巨大テーブルである。そこに座ったのはゲストである自分とオーナーらしき人物の二人だけである。二人の間には相当な距離があるが、閑静なスコットランドの片田舎にある豪邸である。大きな声を出さずとも、会話をするには十分である。スプーンでも落とそうものなら、ものすごい轟音となりそうなほど静寂なダイニングルームであったように覚えている。テーブルの上には典型的なイングリッシュブレックファーストが並んでいた。目玉焼きとカリカリに焼いたベーコンや太いソーセージ、そしてフライパンで焼きあげたトマトが添えられていた。ときに、ベークトビーンズがつくこともある。英国の朝食はそれ自体が立派な一食分である。ランチとしても十分通用するだけのボリュームがある。朝はしっかり食べてランチを軽くすませるという英国流の食生活なのであろう。そう言えば、パブで食事をしていたときに近くで道路工事をしていた、筋肉隆々でいかにも労働者というタイプの男性がビールを飲みながら食事代わりだと豪語していたのを思い出した。確かに英国では、昼食は軽くすませるようである。通学していたカレッジで教鞭をとっていた地理の教師もプロレスラーのような強靭な体格にしては、手の中に隠れてしまうほどの小さなサンドイッチが昼食であったと思いだした。そう、英国の朝食は夜のディナーに続く2番目の大切な食事なのである。昼食は抜いても、朝食を食べない人はいないようである。少なくとも30数年前の英国の食生活はそうであった。今は朝食を取らない若者が英国でも増えているのだろうかと、再び訪れることもないだろう国に思いをはせる。

焼き過ぎた
トーストかじり
思い出す
語学留学
ほろ苦い


I liked a typical English breakfast, but I never liked an English sausage which is too soft and squashy to my taste with much regret. In any case, I enjoyed English brakfast and other meals in general, even though English foods have bad reputation in Japan. Food at restaurant are not bad if you can pay a lot at an expensive establishment not at a cheap one in your town. Meals at a local pub, especially out of London or big cities, are very good in general with very cosy atomosphere of the local pub.


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