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8月も終わりになってきました 天体写真を撮る機会に恵まれません。気温上昇と雨、曇り空。

2023-08-28 10:32:39 | 天体撮影
 夜は熱帯夜が続き雲多し 8月はついに天体撮影無しに終わるかと思っていましたが8月25日 夜になっても雲が出ていなかった上、湿度も80%以下だったのでいつもの農道に出かけました 8月21日に私の好きな六呂師高原がアーバンナイトプレイスに認定されたというニュースがありました これについてはまたお話しすることになるでしょう
真夜中を過ぎるとふたご座 馭者座 ペルセウス座 スバル おうし座等々
にぎやかになってきます オリオン座がかなり上ってくると薄明です
これから涼しくなり夜が長くなると天体撮影が楽しみな季節となりますね

今回は月もかなり明るくなり撮影に最適とは言えませんがQBPフィルター使用しました
鏡筒は前回光軸調整を行ったGS200RCです


まゆ星雲 IC5146 120secX30

M33  120secX17

パックマン星雲 NGC281 120secX30

らせん状星雲 NGC7293 120secX18

瞬き星雲 NGC6826(トリミングあり)
初めての惑星状星雲です 中心が明るいので露出時間を短くすべきでした
また露出時間や合成なども含めてトライしてみます

赤道儀 ZWO AM5 ASIAIRplus 鏡筒 GS200RC +Flattener  F1600mm 
Filter  QBP3
ZWOASI294MCpro Gain120 0℃
GUIDE: ZWO 30F4ミニスコープ ZWOASI120MM-mini
今回急に出かけたこともありFlattenerの固定が十分でなく無駄なフレームありました 光軸修正は決まっていたようでした 
次回はあまり撮影対象浮気しないように充分予定を練ってから撮影に出かけようかと思います
これまでは何でも写っていればうれしかったのですが、これからは各作品の質にも気を配っていこうと思います


7月に撮った天体写真 (GS200RCは光軸調整後)

2023-08-19 14:37:41 | 天体撮影
7月に撮った天体写真その1
8月も16日になってしまいましたが天体撮影できず(暑くてサボっています )
GS200RC光軸修正も済んだので7月22日六呂師高原へ出かけました
夏は撮影時間が短くなってしまう上最近長時間露出が多く3対象のみです

M101 回転花火銀河  100min やや赤に偏っています

M27  120min フィルター無しだと赤が弱いです


NGC6992  60min 風が出てきましたので60分で止めました。

共通データ
撮影場所 六呂師高原 時刻 7月22日~23日
GS200RC フラットナー フィルター無し1600mm 赤道儀 AM5
ZWOASI294MCPro  gain120 120sec 0℃ 


台風7号は当地方全く影響なく静かに過ぎていきました
少し雨が降ってほしいと思っていたのですが雨もほとんど降ることありませんでした
その後もあまり雨は降らなくて曇り空が続いています 天体撮影無し


7月に撮った天体写真 その2(7月23~24日 Borg107Fl)
IC1396+garnet star 60min
これくらいの露出も見やすいと思いました

M31 120min

同上 ガンマ補正+してみました 4/3(フォーサーズ撮像)でははみでます
前画像と比べてどちらがお好みでしょうか?
やはりガンマ上げて淡い部分を表現したほうがよさそうに思えます コメントお願いします

M8 M20 明るい対象なので32min露出です

北アメリカ星雲
十分な時間がなく42min露出です 短時間露出もいいですね


網状星雲
N6960 N6992それぞれ60min撮影 Image Composite Editerでモザイク合成
合成前の画像処理が同一でなかったのでやや不自然な感じもしますが

ちょっと時間があったので彼岸花星雲(N6357)30min撮影してみました
露出時間十分とれなくてさらに低空で雲も出てきて光害も多くこの程度です
(大きな画像でアップするほどではないですね)

共通データ
撮影場所 坂井市丸岡町長畝のRiceField(田圃の真ん中)
撮影日時 2023年7月24~25日
機材 赤道儀AM5  ASIAIRplus ZWOASI294MCPro guide ZWOASImini120MM
 Borg107Fl Reducer 420mm Filter QBP3 gain120 0℃ 120sec


7月に撮った天体写真 その3(7月29~30日 RedCat51)
久しぶりにRedCat51引っ張り出しました
IC1396+garnet star 114min
7月23日のIC1396は露出が短いけれど暗黒部が見やすいですね(とくに象の鼻)
IC1805 ハート星雲

網状星雲 
その2の網状星雲と比べてどんなもんでしょうかねー

共通データ
撮影場所 坂井市丸岡町長畝のRiceField(田圃の真ん中)
撮影日時 2023年7月29~30日
機材 赤道儀AM5  ASIAIRplus ZWOASI294MCPro guide ZWOASImini120MM
RedCat51 250mm Filter QBP3 gain120 0℃ 120sec

暑い 暑い あちー!! 夜も30度超え天体写真あきらめ

2023-08-13 16:50:33 | タイムラプス動画
 7月終わり以降天体撮影に出かけていません 何しろ暑い 
昼は35度以上夜も28度以下になりません さらに月が満ちてきて条件も悪し
 今回は7月22日に六呂師高原に出かけたときに撮ったインターバル撮影画像からタイムラプス動画を作成してみました。
なぜだか切れの悪い動画となってしまいましたが2年ぶりのアップロードです


同じく7月22日にポラリエ追尾でHKIR改造のEOS X5で星野写真も撮りました
iso3200 25sec 10~20枚 RAW画像 dark10枚ステライメージでコンポジット
画像処理JPEG変換 PSPで編集 長辺1000ピクセルにサイズ変換してあります
 
星座図のつもりでトレースしてみました

星雲ファインディングチャートとして

左がカリフォルニア星雲右がプレアデス星団(スバル)

北アメリカ星雲とIC1396を同一画面に入れてみました

白鳥座のにぎやかな部分です
今回はこれまでにします
次回は7月に撮った天体画像アップする予定です
8月は台風も来ているしもう期待できませんねー
天体画像は今後長辺1000ピクセルに統一しようかと思っています


BS200RC光軸調整 その4 修正後ファーストライトです

2023-07-28 14:54:37 | GS200RC
修正後ファーストライト
星による光軸調整はしていません 理論的にはこれまでの対応で正しい光軸調整が行われているはずです

M27


M101
ピント甘いです プラスティック製バーテイノフマスクも事故時に割れてしまっているので(金属製を注文しました)

夜半より雲が出てきて条件はあまり良くなかったのですが、いずれもお握り像やほうき星像は見られません ほぼ円形を保っています
まずはめでたしめでたし 一時は粗大ごみとなるかもと心配しましたがちょっと自信がつきました

光軸修正にあたりGS200RC光軸修正で検索
nabeさんの星撮り日記
K-ASTECさんのBlog
けむけむさんのBlog
天文中年の部屋(和田氏)
よっちゃんのBlog
日々是後逸
等々参考にさせていただきました このBlogを参考に光軸修正される方はいないと思いますが、もし修正されるときはあくまでも自己責任でお願いいたします シロートの言うことあまり信用しないでください 機材輸入の必要な接眼部スケアリング調整なしでやってみただけですから

夜中に撮影に出ても田んぼの中では暑いですね この暑さの中涼しい高原に出かける気力もないですし、熱中症には気を付けましょう!!

GS200RC光軸修正 その3 光軸調整

2023-07-27 15:42:55 | GS200RC
鏡面洗浄が済んだので今回は光軸調整です
光軸修正には使用する機器の正確さが問題となります 私は光学についてはずぶの素人なので記述に関しては問題が多くあると思いますが、80代のじーさんのたわごとと読み流してください
購入した機材はSVBONYのコリメーターアイピース(必須ではない)
レーザーコリメーター(NEEWER製)かなり正確なつくりでしたが修正ねじもついていたので3m距離で3㎜以内の誤差になるように修正しました

購入した機材

レーザーコリメーター(3mで8㎜の変位が見られた)
のぞき窓?の直上にスケアリング用の3か所のイモネジがある
これで変位を最小にする(バッフル面または挿入壁面で固定して修正)


ZWO 30F4 MiniScopeの対物レンズを外して使用

3m離れた壁にプリント用紙を貼って120度毎に鉛筆でレーザー光をプロット誤差3㎜以内となるように慎重に調整した。これで信頼できるレーザーコリメーターとなりました
次は主鏡と接眼部との直角が正確に取れているかです 正確でなければスケアリング機構が必要になります 笠井トレーディングではスケアリング機構扱っていません 狂わない前提での販売かと思います
わかりやすくするためNabeさんのBlog(https://starphotographing.blog.fc2.com/)より説明画像拝借いたしました
(7月2日内容不備のため訂正しました)
主鏡と接眼部が直角ではない(接眼部のスケアリング調整必要)

主鏡と接眼部が直角になっている(接眼部のスケアリング調整必要なし)
レーザー光投影スクリーンはアルミホイールの非光沢面です
レーザー光と主鏡反射光がほぼ同心円を保っているので問題ないようです
さらに主鏡中心が副鏡中心と合っているか主鏡セルを再組上げしたうえ次の検査をしました

副鏡無しで鏡筒の中心にレーザー光が来ている

副鏡筒を(副鏡無しで)つけた状態でねじ穴の中心にレーザー光が来ているのを確認 副鏡の位置も正常 これらは主鏡の調整を背部の押し引きねじで修正した
これで主鏡の光軸が正しいと判断された
副鏡を取り付ける(バネを入れるのを忘れないで)副鏡セルの背面に修正ねじ3本のねじ跡があるのでこれから外れないように合わせてねじを締める

次は副鏡の光軸が正しいかだ
副鏡をくみ上げてレーザーコリメーターで調整する
少しずれている

副鏡の調整ネジを使用してレーザー光が同軸に帰ってくるのを確認した
これで光軸調整は一応完了したことになる 遠くの警告灯や公園の反対側(距離的には60m)に置いたリチウムバッテリー付属のLEDライトを利用して焦点内外像を確かめ細かな調整を加えることにした。

点滅する赤色警告灯(と呼んでよいのかなー)


リチュウム電池LED  (スマホのライトでも可 しばらく放置することになる)
いずれも修正なしでほぼ同心円でした 次は天体撮影です
何しろ光学に関しても全くのシローですから語彙も少ないし通常使用する言葉も少なくなりつつあります。すぐ忘れなかなか思い出せない。こんな状態なのではた迷惑なブログかとも思いますが楽しみの一つなのでお許しください
気が付いたこと間違っていることなどコメントしてくださって結構です