たまにはのんびりと

よく噛めば美味しい、人生観もそれと同じかな。

NSX NA1(2)メーターパネル浮き修理&車検(購入4度目)

2020年10月13日 | NSX

前回の続きです。

9番パネルASSYインストルメントドラバーと7番バイザーメーターインナー(上側ビス2本下側びす4本?)を外すと、いよいよコンビネーションメーターです。

コンビネーションメーターの取り付けは、上側ビス2本下側ビス2本で止まっています。 左右のコネクターを外し、手前に引き出しハンドルの裏側で上手くメーターを回転させながら横にスライドさせると外せます。 ハンドルまで外せばもっと楽なんですが、僕は外す事が出来たので外しませんでした。コラムカバーの上に傷を付けないように布など敷いて置くと作業もし易いですね。

こんな感じで、コンビネーションメーターは外せますので 修理とかT3さんなどへ送る時は、この様な手順で良いですね。 組み立ては逆の手順で。注意点は、パネル側のパイロット球が緩みやすいのでちゃんと定位置まで回っているかの確認を忘れない様に・・・

 

次に今回のテーマ、メーターパネルの浮き修理でが、ここは無意味に他の物は触らない方が良いです。 それは、後で書きますが古い車特有のリスクが在るからです。モニター故障などは迷う事無くT3さんなど経験値のあるお店に任せましょう。(メーター内部も奇麗に掃除してくれますしね^^)

修理に移ります。 まずメーターを外しますがコンビネーション本体の上側の繋ぎスティーを外し表側の下4本のビスを外すと、表レンズが外れます。 続いてメーター取り付けビスを外せば メーター個体が外れます。裏の白いカバーは外さなくても良いです。

再びメーターパネルの浮き写真

メーターパネルの浮き修理は、パネル自体熱可塑性樹脂で出来ていますからヒートガンなどで温め、平たい板で挟み、元の状態に戻します。いえ戻しました・・w 少し温めては板で挟むの作業を繰り返します。(修正後単体写真撮り忘れました涙)

メーターパネルの浮き(反りは)熱によるものと思います。前オーナーさんががどのような保管状態だったか分かりませんが左側の純正タコメーターの方は正常な状態なので、このパネルの場合は開発メーカーさんの素材選択ミスかな。

しかも何で、320Kmスケールなんでしょう?同じメーカーのECUはめっちゃ調子いいのにね。 前オーナーさん、何か夢見てたんだろうかATなのに・・^^ 何時か純正メーターに替えないとね。

 

突然ですが、作業事故ですw

で、今回はネタがもう一つ在ります。w

上の文章の中で、余分な所はいじらない方が良いと書きました。 がドジな私はその実例を作ってしまいました。w

メーターを外す時、白い裏ブタは外さなくて良いと書いた訳もこの経験値からです。アホ私は、取りあえずメーター辺りのネジを外せばよいのかと白いカバーも外し基盤のネジも外してしまいました。メーターだけでいい所を余分なものまで外した為、事件が起きました。

文字盤の浮きも修正が終わり組み立て作業に入りました。今回は精製水とレンズクリーナーも用意して^^ 奇麗に掃除もします。

ですが、途中燃料&電圧ゲージを取り付ける時になんかネジ5本の内1本が何故か空回りしてネジが締まりません。 この部分は電極も兼ねていますから、これはかなり危険な状態かなと思いまがらもそのまま組み立てました。 組み上がり、イグニッション電源入れて様子を診ます。 ・・・ 燃料ゲージが満タン状態・・ああ・・やはり壊した・・・

仕方ないので、ネットで部品を検索しました。 何と中古で一個ヒットしました。どうも中古パーツを扱っているお店みたいで、動作確認はしていませんと書いてありましたが、4千円台だったので 何か足しになるかなくらいのおもいで購入しました。 送られて来るまで、あれこれ触ってみたのですがどうも全開(針が上がり切った)状態にか動きません。

コンビネェーションの回路図です。

フェールメーターの電極は3本在ります。そこで壊したフェールメーターを観ても2極までしか確認出来ません。 何も繋がれていない電極ポイのも一つ在ります。これが怪しいなとも思いました。

 こんな状態です。(写真は中古の物) よく観るとコイルが0°90°反転して巻かれています。 そこでテスターを当てて測ってみます。固定抵抗とかコイルとか計測したのですが、2種類のコイルの測定がよく分かりません。 (後に成って分かる事ですが、測定する電極の数が足りないんですから当た前ですよね)

数日の後、頼んでおいた中古のメーターが送らて来ました。速攻で見比べてみると、予想通り断線していることが判明しました。 やはり空回りした埋め込みナット兼電極にコイルがハンダ付けしてあります。 コイルの銅線は測ると0.1mmしかありません。 これは治らないな・・ と思いつつも、よく観察してみると、何と切れているコイルの銅線が5mm程出ているのを発見。どう見ても巻き始め側で奥から伸びています。 けど5mmあれば電極に繋げられて治るかもとおもい、他の所から持ってきた2mmリード線を解いて足りない距離をハンダ付けで繋げました。 早速テストです。 結果、成功でした。上がり切っていた針は下がり始め2コイルとも利いてる感じです。

ここで、問題が発生しました。 実は壊したメーターは色々いじくって 針も抜いてみたりしていたので、針の位相が分からなくなってしまいました。

仕方ないので、中古の方で、現在の針の位置を確かめ(動いてよかったw)そこの位置に刺し直し合わせました。 念のためテスターも出していたので断線していたコイルの計測もしてみました。即断で手に入れた中古メーターですが比較が出来ます。

測定してみると、保々同じ数値です。 もうこれで良しって事で空回りしたメーターの埋め込みナット兼電極を瞬間接着剤で固定して車に取り付けました。

結局中古で買ったメーターはスペアパーツで取って置く事にしました。

フェールメーターの回路メモりました。下手ですけどw

計測数値は大体こんな感じで、Bのコイルが断線していました。燃料計の仕組み的には、タンク側のユニットを確認しないと断言は出来ないけど、①から②へ電流が流れ 針はFの方で停止します。 続いて③は燃料タンクのユニットへ繋がれていてユニットの次はグランド(アース)です。なので、満タンの状態では③に導通は微小又は無く、燃料が減ってくると③に導通が徐々に出て来ます。 導通したコイルは磁気を発生して磁界変化(磁極?)で針を下げます。 つまりメーターのEの位置は電流が全開に流れている状態が想像されます。 この時、別系統の残量警告ランプも電流が流れ点灯します。また、電圧計と並列に接続されているので、この事も覚えておくと何かの情報に成るかも知れませんね。

Aのコイル54Ωは、62Ω抵抗と並列されているので測れず算出です。間違っていたら、ごめんなさい。 Bコイルは、今さっき測ったら122Ωでした。若干計測にムラが在りますね。前は夏だったから温度かな・・

記、この故障から暫くして、もしかしたら他にも例が在るのかなとおもい検索してみた所、やはりヒットしますね。コイル切れトラブル(だから触るなとあれほど・・w)古い車だから色々ありますね。

それから、前から不思議だった燃料タンクの中の燃料ゲージって電極がガソリンに浸かってるんですよね。大丈夫かな~って けど、こんなに抵抗が入っていれば電流はかなり小さい物だし、現実、事故例は聞いた事ないですもんね。

 

10/17 先程、久しぶりにT3さんのパーツカタログを見てたら、新品のフェールメーター在るみたいw 欠品とばかり思ってた・・ 探してみるもんですね。

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NSX NA1 メーターパネル浮き修理&車検(購入4度目)

2020年10月10日 | NSX

今年も、NSXの車検の時期がやってまいりました。

何時もの車屋さんで、購入4度目の車検です。今回も何事無く無事終わりました。

これでまた、2年楽しめると安心していたところ 何と2週間放置でバッテリー上がりです。あれ??? まだ逝くには早すぎるよな、とか思いつつも充電器を持ち出して充電してみました。

ですが、充電器のブレーカーが飛んでしまいます。 何か嫌な予感がします。そこで、何か変な負荷が掛かってるかとおもいバッテリー単体での充電です。それでもブレーカーは飛んでしまいました。 完全に手詰まり状態です。

仕方なくバッテリー交換をしました。 交換時にターミナルの歪みとか痛みも修正して取り付けてみました。 

するとエンジン始動に問題は有りません。 ?バッテリー上がりの原因が解りません・・ 仕方なく車から降りると ブレーキランプが点灯していました。 何だ原因はこれか! 想像できる原因はペダルのブレーキスイッチかリレーだと予測し、ペダルの奥を覗いてみると、なんとスイッチの当たり面が抜けています。 よくよく下を見ると、フローアマットの上にバラバラならになった劣化プラスチック片が落ちていました。 取りあえず仮対策は、6mmボルトの頭をプラスチックパーツの厚みに削ってナットで固定しました。(パーツリスト名はペダルストッパー)

バラバラになったペダルストッパー

 

続いて今回の本題、久しぶりに車のDIY整備をした事から仕事もコロナ禍で暇だし前から気に成っていたメーターパネルの浮きを治す事にしました。

メーターパネルの浮きは、こんな状態なので作業開始!(写真は分解後)

 

まずはメーターパネルユニットの外し方ですが、パネル自体は比較的難易度は低いのですが手順として、足元奥から低い体勢で始まり、いきなり自動車特有の整備だなって懐かしく思いました。

 まずは、14番アンダードライバーカバーを外します。手前ビス2本で止まっていて奥はピンで止まるように成っています。 次に9番ですがビス2本で止めてあり、上側は差し込みに成っています。 このカバーは下側の取り付けステー部の劣化で、ワレが来ていました。前回ばらした時もより進んでいたので、今回も修理しました。

前回の時は、表側のみCFRPで直しましたが、今回は裏の方もワレが来ていたのでアルミ板で補強しました。

分かり辛いですが、1mmアルミ板を少し角度が付いた接着面に合わせて接着し補強としました。(接着剤はエポキシ)

続いて、図7番のメーター枠を外すのですが、その前に

次の図14番の金属パネルを外しておくと、後の作業がスムーズに成ります。 ビス6本通常のネジ目ビスです。(結構硬く締めてあるかもです)

コラムカバーは、外さなくても大丈夫です。 ただハンドルは、手前に引いて一番下です。

 

次回に、ブログ続きます。

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CPU交換 HP ProDesk 400G2 MINI 

2020年09月25日 | PC

 

このブログも 久し振り過ぎて、突然どうしたの?と言うのよな復帰に成ってますね。

ブログネタは色々と在ったのですが、まぁ最近のYouTubeが面白く毎晩夢中に成っていましたw

さて3年前に購入したミニPCですが、買った当時は仕事で使う Outlook Excel が動けばいいやとおもい、しかもスペース的に超小型も魅力的でこれを選択しました。

が、何と月日が経つに連れオンラインゲームにハマり気が付いたらCPU稼働率が95%超えw それでも無理無理に使っていました。 流石にもう限界かと・・ また新しPCかと思いましたが 古い方のPC故障で慣れてしまったHDDクローンとかDIYに少し慣れて来た事もあって今回もDIYで・・

バージョンUP !CPU交換です。 まずは、マザーボードを調べ適合CPUを調べてみます。

結果、このPCのCPU 架台取り付け形式は(LGA1151 SokeetH4)と分かり、そこからCPU適合表でリストアップしてみます。

購入時の、CPUは、Pentium G4400T でした。リスト表では上位に Core i7-6700番台があります。 ここで一つ問題が、同じ上位の中でもワット数の違いがあります。 どうもこれはPCの種類で使い分けしている様で、CPUの冷却機能を持ったPCについてはワット数も上がられるみたいで、今回の様なミニPCの場合、冷却機能が低い時はワット数的にも無理は効かないようです。 その証として初回標準はワット数の少ない欠番にTが付いた35w台の物が搭載されています。

これで適合CPUは最上位のCore i7-6700Tと決めたのですが、今度は入手です。 検索すると中古しか出て来ません流石に直物? たまに新品標記の物も出ていますが、とても高価でした。 中古のCPU購入は経験がないので少し不安でしたがお店の動作確認済みと言う標記を信用して取り敢えず購入してみました。(今回、¥24,000くらいでした)

暫くすると、中古CPUは送られて来ました。

早速取り付けてみます。 まずは、PCの外ケースを外し

続いて、写真右上のファンユニットを外します。

その次に、写真左上の冷却フィン枠(ヒートシンク)を外していくのですが、CPUとフィンユニットの間に冷却用の繋ぎに成る熱伝導用シリコン系?の様な物が塗ってあり、それを意識しながら剥がすような感じで外します。

すると、こんな感じでCPU本体が出て来ます。CPU外側のレバーを起こしてCPUが外れます。ここちょっと緊張w

その後、塗ってある冷却用接着剤を丁寧に掃除します。 と言っても別CPUと交換するのですから後でも良いですw あ、フィンユニットは掃除ですね。

CPUの裏面 電極接点がいっぱい ゴミとか慎重に確認 傷付けないように。

そして、購入した Core i7-6700Tを取り付けて、冷却フィンとの間に熱伝導用シリコンを塗って元に戻しました。

PCの起動は、時にはBIOSでCPU指定しなければいけないと検索結果では出ていましたが、今回の場合何事もなく普通に起動しました。時間は何やら勝手に変更していたらしく、ほんの少し時間はかかった様な気がします。

その後、システムとかタスクマネージャーで正常に交換できたかを確かめ、作業は完了しました。

交換前、Pentium G4400T 2コア 2スレッド   (比較スコア2401)

交換後、Core i7-6700T 4コア 8スレッド (比較スコア7301)

プロセス数が違い比較とは言えませんが、実際は倍近くの余裕が出来ました。 

CPU温度も、適度に成っています。

これで、このPCもメモリー4GB増設、HDD交換1TBとCPU交換で 最高グレードに成りました。

あとがき 

結局適合CPUを探すのは、PCメーカーのHPに飛び当時のPC仕様書を確認をして、その時の最高グレードCPUを選択すればよい事で、あれこれ迷わず確認出来ます。 それと今回分かった事ですがCPUの品番で例えば○○ー6700番とか有ったら最初の6が世代番号で、 同じソケット番号(LGA1151)でも6世代以降は別物らしく注意が必要の様です。

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エリプレ11年目車検

2019年06月05日 | エリシオン プレステージ

はてさて、我が家のエリプレも11年目の車検がやってまいりました。

今回の、車検テーマはブレーキング初期に起きるハンドルのブレ修理です。

解決策としては、ローラーデスク交換w しかも意外と安い。

この車も10年以上に突入して、車両的変化は、プラスチック系、ゴム系の劣化かも知れないけど、窓ガラスのキシミ音が走行中少し目立つようになってきました。これも各パーツ交換で解決すると思いますが、今回はパス。まだ音も小さいですからね。

何だかんだで、また2年頑張ってもらおうと思います。 

 

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ブラスター3.5 農道アスファルトヒットで、翼修理編

2018年08月12日 | 趣味、ラジコン

 

ブラスター3.5 農道アスファルトヒットで修理編 なんてタイトル付けたけど 早い話がキャッチミスねw

日本の農道は、どこまで奥深く行っても舗装がしてあります。

日頃、何にも感じない事なんですが世界では事情が違うらしいです。

これは、ずばり日本の国力が如何に大きいかの表れだと僕は思います。

ここのブログでは全く書かなかったのですが、ここ8年位かな?チャンネル桜等保守系のネット番組を観て如何にこの日本 僕らの祖国が世界と比べて特別だったかを知り、 日本に生まれただけで人生最大の成功であったと痛感しています。 特に古事記に書かれている物語は日本の国体その物と思います。

 

変な話になったので、修理に戻ります。

 

取り敢えず、潰してしまった ブラスターの翼

写真は、翼の前縁下面です。 幅は5cm程

まずは、傷んだ箇所を超音波カッターで取り除きます。 ソニックカッターの利点はどの場所からでも刃が入れられる所にあります。 最近は安価な物も有るそうですよ。 但し、使いこなしには少しコツが要りますけど。

傷んだ箇所を取り除き、バルサ材で補強します。 ロハセルも見えてます。

粘度のある瞬間接着剤で、補強してゆきます。 

補強無しでも、修理は出来なくは無いような気もしますが、僕の場合また壊しそうなのでここはしっかりと・・

プランクして、形を整えます。 若干まだ盛上りが少ないようで少しパテで面調整しました。

翼の上面はこんな感じ。 クラックは入っているものの欠損は無いので、このままFRP補強します。 樹脂の足付を良くするためペーパーを掛けます。

1Kカーボンに樹脂を塗布します。

適切なサイズにカットして、翼の補強箇所に載せます。

樹脂は、少な目。 使用エポキシは、ベルコート SK-52

薄い梱包テープで包み込み硬化させます。 外気30度であれば、8時間程度でテープは剥がせます。外気温度が低い場合は、若干の過熱は必要です。

硬化したら、ペーパーなどで削り面を整えます。

裏面も同じく整え、塗装かクリヤテープで保護して置けば、また遊べるようになります。

修理後の重量増加は、3g未満くらいでした。 

と言いつつ、昨年末頃に壊して1月には修理が終わって、未だに仕事が忙しいのと、飛ばせるようになってしまえばという事で、色塗りは・・・・・>< と言う落ちでした。^^

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