風来坊の忘備録

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前川神社の狛犬 四態

2020-06-07 21:16:54 | 狛犬

自分だけのものにしておきたい ひとには知らせたくない

そんな狛犬が私にはある だからここに載せずにいたのだが 所詮は神社狛犬

いつか誰もが見るだろうし   しまっておけるものでも俺の所有物でもなし

と、言う訳で          享保5年、石工の名も知れず 稚拙でもある 

改めて見れば どこか《狛犬ばなれ?》したとぼけた顔は愛嬌たっぷり

これが気に入って何度かカメラに収めようとするのだが 本殿裏の薄暗がり

鉄格子に囲まれ撮りずらい 写真を拒否するのか毎度ピンボケばかり 今回も!

折から 茅の輪くぐりの季節か 世間に何があろうと季節は巡ってくる

問題の狛犬は ここ 祖霊社に

   
この中に 2態の狛犬が         こちらにも 狛犬が 小さいながらも

これが 問題!!の狛犬 どうですユニークでしょう
 

 

 
こちらは大正年間 石工は蕨・斉藤勘吉 現在の蕨・石勘のご先祖か?

 「雛が落ちたため カラスが興奮しています・・・・」との張り紙あり  
   末社の小さな狛犬には 接近できなかったため写真は5月初めのものです

茅の輪をくぐる人も、ユニークな狛犬を観る人もない 静かだが何か寂しい境内

日曜日 昼下がりの陽だまりの中 神社を後にする