前の怒りの中で少し出てきた思考についてお話をさせて頂きます。
この思考は、起きている間、ほぼ動いています。
そもそも思考とは、経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせることですから経験や知識が無ければ、思考は、働かないというか答えを出せないという事になります。
前のお話にも書いたように思考を自分で止める事は、できません。
思考は、常にあなたに話しかけています。
それもあなたが望んだ通りに思考は、働きます。
それが良いとか悪いとかの判断をしていませんからあなたにとってネガティブな感情を与える事もしばしばありますよね。
何が言いたいかというと思考は、あなた自身では無いという事です。
もし、あなた自身なのであれば、思考を止める事ができるはずです。
なのにできないのは、なぜでしょう？
これこそが、あなた自身では無い証拠ではないでしょうか？
確かに人間には、この思考と言うものは、必要なのかもしれませんが、過去からしか参照できないのであれば、未来を予測する事も決める事もできません。
未来を決めているようで、その決めるのに過去を常に参照し、過去の出来事で未来を創ろうとします。
その結果、今までと変わらない未来がやってきています。
経験したことのない未来に対し、過去を参照する事は、何の意味もありません。
車の運転をしたことも見た事も無い人が運転席に座って
「さて、どう運転しようか」
と言っているようなもの。
経験のない事は、分からないのです。
ならば、取りあえず行動を起こしてみる事です。
沢山の失敗をするでしょう。
その失敗が経験となって新たな未来を創造させます。
じゃ人間に思考何て要らないじゃないかという話になりそうですが、必要だから持っています。
ようは、その思考をどう使うかの問題です。
例えば、会社で失敗ばかりして、成績は上がらず、上司には怒られ、同僚には、役立たずの邪魔者扱いをされる。
そんな場合、思考回路は、あなたにこう話しかけます。
「お前は、ダメなやつだ。最悪な状況だ。あーもう嫌だこんな会社。さっさと辞めて次行こうかな。」
そんな感じではないでしょうか？
この思考が働く前に捉え方を変えてみましょう。
捉え方は、過去から学んだ経験という泉から湧き出るものです。
この大きな失敗の中であなたは、気づいた事があるはずです。
それは、次回に続きます。(笑)
皆様が日々笑顔でありますように。
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