おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。
コムオフ会の内容がアップロードされましたね。
第14番目のパズルはシャカシャカです。個人的には違和感しかありません。
LITSや、今は本誌では取り上げられていないけど黒どこやモチコロが無難かなあと
思うところに、シャカシャカ。まだ、出題するには早すぎるような。
まあ、シャカシャカ出題開始が夏ごろということなので、楽しみにしておきましょう。
閑話休題。
会社の半強制で、三鷹で行われる中高生国際Rubyプログラミングコンテストの
最終審査会の観覧をしてきました。
これは、Rubyというプログラミング言語を使って全国の中学生、高校生がなんらかの
プログラミング作品を作成。最終審査に勝ち残った中学生4名、高校生4チーム、がU-15,
U-18の二部門でプレゼンして、最優勝を決めるというイベントです。ちなみに国際と
ありましたが、最終審査に残った方々は全員日本人でした。(国際と銘打っているのは
今後、世界各国から応募があるといいね、という意味合いだそうです)
ちなみに、Rubyの考案者はまつもとゆきひろさんで、この方の講演も
ありました。
開会式がすんだ後は、早速、U-15のプレゼン発表。
シューティングα
上から落ちてくるアルファベットを、下にあるプレイヤキャラを操作して弾を発射。
弾がアルファベットにあたると、その音を発音してくれるというゲームをしながら
英語の勉強ができる作品。
暗記君
コマンドプロンプト上で、英語(3単現)・国語(類義語・対義語)などの問題をランダム
に5題出題して、「あなたは5問中○問正解」と表示してくれる作品。この作品の売りは
Twitterと連携していて、上記のメッセージを呟くことができる仕様になっているというもの。
Ruby Shooting
画面上の上下左右からいろんなアイテムが飛んでくる。遊び手はジャンプや左右移動に
よって、うまく効果的なアイテムだけを取ることで高得点を狙うというゲーム作品。ジ
ャンプや左右移動にはきちんと物理計算をしているとのこと。
ルビー vs 破滅の化身
ルピーくんというプレイヤキャラクタが、破滅の化身という敵キャラからの攻撃をよけ
ながら回復系アイテムだけを取っていくというゲーム作品。隠しコマンドが設定されて
いたりしました。
と、上記がU-15の作品。すばらしい作品もさることながら、皆さん、堂々としたプレゼン
でした。数年前の修論発表時の自分を思い出して、穴があったら入りたかったぐらいに。
しかも、7分間も用意された質疑応答時間でも、しっかりと答えていました。
次はU-18部門のプレゼン。
馬鹿げている・・・・ゲーム
既存のレーシングゲームに手を加えて、車種の色や特性を変更したりできるように改造した
もの。また、改造に改造を重ねた結果、車はゴキブリになり、速度は数倍、方向の向きを
かえるための動作も改良し、壁にぶつかると残像が現れ、ともはやレーシングゲームどころではないところまで行き着いたという作品の発表。
Pictureアルバム
画像フォルダのコードに手を加え、フォルダの背景に色を変えたり壁紙を挿入できたり、
編集日が記載されたり、メモが残せたりなど機能追加を行った作品。プログラムを走ら
せるとマシン使用率が100%になったため、それへの対策をした、などの話がありました。
Rubyくんと雪
小学生向けに作ったゲーム。上から落ちてくる雪と冷凍みかんをうまく識別し、プレイヤ
キャラを左右移動させることで、雪だけを獲得していくゲーム。小学生向けの割りには
BGMから昭和の香りがする、という審査員のコメントが印象的でした。
BooBooアクション
本人も認める、某人気アクションゲーム・マリ○を想像させる横スクロールゲーム。ステ
ージ編集機能がついており、テキスト形式で保存される。
U-15部門と比べるとやはり内容もプレゼンも安定していました。
U-15が終わったあとは審査員は別室へ。審査が終わるまでは、三鷹市にすばる望遠鏡の
施設があるということで国立天文台の方から宇宙に関する講演がありました。やはり、
宇宙の話を聞くと人間のちっぽけさが分かりますね~。
休憩の後、結果発表。それぞれの部門で、最優秀賞1名、優秀賞2名、奨励賞1名が決めら
れます。U-15は最優秀賞が暗記君、優秀賞がRuby Shooting、ルビー vs 破滅の化身、
奨励賞がシューティングα(アルファ)。U-18は最優秀賞がBooBooアクション、
優秀賞がPictureアルバム、Rubyくんと雪、奨励賞に馬鹿げている・・・・ゲームでした。
でも、皆さん甲乙つけがたい出来栄えだったと思いますよ。
そのあとはRubyの生みの親、まつもとゆきひろさんの講演。総じると、プログラムを
組むという作業を楽しんでくださいという内容でした。
正直、自分が中学生、高校生の頃はPCを買ってすらもらってなかったので、今回の
出場者がとても凄いように目に映りました。
今回の出場者から、またRubyのような新しい言語を作ったり、あるいは素晴らしい
プログラミングを行う人がでてきてほしいですね……と、駄目駄目プログラマーが
嘆息を吐く一日でした。
ちなみに、その後はゼロページの前島奨太さんと三鷹で飲んで、パズルの話から大人
な話まで話の花を咲かせました。
画像はシャカシャカです。カンペンはこちら。