昨日から続く糸作り作業が続くが今日は午後から神経をほぐす
ほぐすとなれば私には山の中を歩く、
わー、緑いっぱいの道をゆく
ストップコロナは山のグリーンだと思える程気持ちいい
しばらく登ると白い花が咲いていた
エゴの木だ、
エゴの木といえば、和傘の中心のロクロを作るのに
無ければならない大切な木なのだ
和傘を作る職人も高齢になり、ただいま後継者募集中です
そんなエゴの木の花を眺めながら古来の技術が途絶えてしまう
日本の現実を我が身に振り替えて考えてしまった。
本当に新緑というより深緑のシャワーの中をゆく
野紫陽花の蕾もふくらみをまして来た
野苺が実っている！、思わず食べてしまった
特に三河の山郷にはイチゴが多い
私には忘れられない子供の頃の思い出の植物である
野苺の白い花が咲いている
野苺の花もよく見れば
こんな花だったんだー、
コロナウイルスの突起も自然の基本形状なのか
と思って見入ってしまった。
これは蛇苺だが
コロナウイルスのように不気味に見えるのは
既に人間の脳にはこの形が刷り込まれてしまったようだ。
見上げれば青い空と緑の山だ
自然は変わっていないのに、
自然はコロナウイルスという武器で人間を襲う
恐竜も日本狼もウイルス感染で絶滅したという説があるが
増え過ぎた人類を自然が元へ修復する力を感じてしまう
これは、こぶな草よ！
おー！、この辺にはいっぱいあるよ
黄八丈の黄色を染めるこぶな草を発見
和紙の原料の三又を発見、珍しいよ。
そうだよね、昔はこれを梳いて紙を作らなければ
文字を書く紙はなかったんだね
大切な植物であり、物産だったんだ。
きゃー！、虫がいた
叫び声が
アルプスの少女も虫には弱いのだ
山を登る
ゆっくりと
抜き足 差し足 忍び足
気持ちが良い
一息入れて竹島を望む
やっぱ、蒲郡は良いね
ラグーナテンボスを見下ろす
あ！、東海道線が走って来た
リゾートホテルも見える
その向こうは豊橋市街だ
まだまだ登る
もう歳だから無理はしない
山菜のタラの木も、破れ傘もあった
美味しそう！
見るだけよ！
今は緑のモミジも
秋には紅紅葉に変わり
自然はサービス満点だな〜
野に咲く花は どこへ行く♪
なんて古いメロディーが
この花は夕方にはこんなに萎んでしまって
私の人生みたいだ。
しぼみゆく私の人生？
この後、登山道入り口にあるトイレを借りたが
水洗で掃除も行き届いていて綺麗でした。
楽しい山歩きのひと時でした。
