今日の竹島クラフトセンターでは三河木綿・アクセサリー作家の
Miyaseが自分の織機に経糸を通す経通しの作業をしているので
その模様を取材させてもらった。
自らの手で糸を選び、整経をして、筬通しを終えて、
今日は綜絖に経糸をセットする 経通し の作業をしていた。
1200本以上ある糸を組織させて織るために、
一本一本正確に通す作業をしなければならない、
一本でもミスをすると織物に傷が出てしまう、
神経を研ぎ澄ませて何時間もかけて通す作業は尋常ではない。
アクセサリー作家と言っても安易なもの作りでは無く、
自分の手で原点から一つの作品に仕立てる行為は、
修行僧にも似ている。
生まれ故郷の三河木綿に題材を求めて
そのもの作りは、理想への追求が込められた作業である。
当ブログに載せるのも、竹島クラフトセンターとして
蒲郡の作家としてのあるべき姿を原点から表示して
活動を応援したいからである。
(今日も愛娘藍ちゃんとともに作業をしていた)