今日の竹島クラフトセンターを覗いてみると
こんな作品が持ち込まれて披露されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b4/f3d5278d063e8e3e19a288bf353022da.jpg)
三河木綿の三河縞で作った大型のがま口である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c1/5d915eab9606cb840da09cd2d0fc0410.jpg)
確かに、竹島クラフトセンターで織られていた
三河縞にしては大胆な縞割であったが
作品になってデザインが生きている
自らの手で一本一本織り込んだ苦労を思うと
「これは大切に使わないと」
と思わすには十分な作品である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/77/c949819ec179ce5bfd86d1ac839b1598.jpg)
で、でかい!
タブレットも入るサイズである
作者は生徒の鈴木ひろみさん
使用している布はひろみさん自ら織った三河木綿である
「わー!、素敵」
「可愛い!」
作品の披露で教室内で完成が上がった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/54/8341196349b914e92880f2d17646fd1d.jpg)
そこで過去のブログの写真を探してみると、
確かに数年前に織り上げた三河縞である
数年間、温めて置いた大切な布を作品に仕立てたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/86/1150874e1bd9356be9da29dac2cb2c0b.jpg)
布は使ってこそ価値があるのです。
伝統工芸で織っただけでは技法の価値だけであって、
生命を守り生活を飾るために使ってこそ、
人類が織り続けて来た意味があり
それこそが 民藝の意味である。