毎日咲き続けている。

これは地棉の花である
もう16年以上に前に西尾市の天竹神社からもらって来た種が
今も咲き続けています。

花全体が黄色一色で萎んだ花びらも黄色のまま変わることがない、
最後まで色を変えることなく一生を終わるところが好きである。
下に向けて雨から実を守り咲く地棉の花である。

これは一般的に咲く和棉の花である、

花の中心が赤く、萎むと花びらがピンクに変色する
これを日本の女の秘めたる情熱を感じる。

毎日毎日花を咲かせて実をつけてくれる棉達である。

そして その棉をいただき私達人類は暖をとり実を守ってきた。
洋服や着物は何から出来てるの?
糸はどうして出来てるの?
織物はどうやってできるのだろう?
ことも達からの問いかけに
自然の中から見つけ出し 作り続けてきた棉と糸と織物と編物なのだ、
そして、長い人類の歴史の中で生き続けた棉に私達は知恵の糸を織り込んでいるのだよ。