昨日は三河苅安を煮出した煮汁に綿糸を漬けました。
今日はその糸を鉄媒染液につけます
昔から鉄の成分を酢分の液に鉄釘などを入れてお歯黒を作りました。
その媒染液に昨日苅安で煮出した糸を漬けます。
お歯黒液に浸けた瞬間写真の様に苅安の色素を黒く変色させます
昔の人はどうやってこれを発見したのだろう、
アルミ成分と銅の成分と鉄の成分を使い分ける事で
同じ染め材の苅安でも違う色の糸を作り出すことができるのだ
濡れた染め糸が乾くことで少し濃度が違って見えるが
希望以上の糸が染めることが出来たので ご機嫌だ。
化学染めとは違って、自由に色を染められないが、
自然から頂いた偶然の出会いの様に、運命みたいなものを
感じて感激するものである。
上の写真はミカワカリヤスを銅焙煎で染めた糸である
この黄色はアルミ媒染で染めた糸である
この3色を縞にデザインして三河地綿のストールを織って見ようと思っている
次は乾燥よもぎを染めてみようかな😀