コンピューター上で織物の企画を作り上げる
先週コンピュータを使って作図した織物設計図をプリントアウトした。
迷いまくったのち、経糸緯糸のカラーを決めた。
それぞれの糸を綛から球に巻き取るといよいよ織物制作へGO!
織物意匠図は実際の糸のカラーとはちがって
織物作者や紋彫り職人や紋紙制作コンピュータが色別しやすい様なカラーを使って
作図するので実際の糸のカラーとは大分違ったデザインになっている
竹島クラフトセンターでは整経台はそれぞれの織機にセットされ
自分の織機のスペース内で作業が出来る様になっているので
下に織機が折りたためられている
今回のゴブラン織はシンプルに経糸3色を基本にして組織が作られているので
その企画書通り整経作業が行われている。
織物制作に入り一番神経を使うのはやはりカラーの問題である
絵の具を混ぜて使う絵画の絵の具とはちがって織物の場合は
糸と糸が重なって色を作っていく、どの色糸がどの色糸と重なったり
かすかに見せたりは組織を使い分けて表現するのです。
この経糸3色と緯糸3色の混合でどんなデザインを表現するか
”ちむドンドン”と不安が入り混じった気分なのだ!
紋紙フロッピーデイスクを電子ジャガード織機に挿入する時も
”ちむどんどん”だったな〜♪
今日は1152本の整経が終わった。