アシュフォードテーブルランナー8枚レバー織機を使って
紋織り(ジャガード織りと同じ)を習っています。
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(上の写真は豊川市から通う曽田さんが織った作品である)
紋織りプロの世界では5枚朱子組織で柄を織り出す勉強です。
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自ら作った5朱子の裏表の組織を正確に織っています
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さすがに円の柄の羽吊りはイマイチではあるが見事に
問題をクリアーしています。
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織物には組織点が必ずあります、その組織の癖を避けたり利用したりして
柄の端を処理しています。
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この作品も同じ課題を織った西尾市から通う信田さんの作品である
曽田さん同様5枚朱子の重口と軽口(裏表)組織を織り上げました。
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これからの問題は経糸緯糸の密度差を計算して意匠図に作図できれば、
フランスのジャガールがジャガード織り装置を発明する以前の
紋織り技術の基礎を会得する勉強に入ったのです。
金1gと紋織りの金襴緞子1gが同等であった時代の織物の勉強である。