「太い糸を欲しいのですが、私には細い糸しかありません」
「紡ぐのも大変だし綿も道具も無いが、織物は織りたい」
と、旅行の途中の観光客が質問して来た。
「細い糸があって良かったね、細ければ何本か合わせれば太くなる」
太い糸だけ持っている人の方が困るのだ。
そこで、登場したのがこの機械だ。
玉造機の種類だが、優れもので、何十年とこれを使っている、
高速ジャガード織機で織る時も緯糸はこれで対応できた。
”細くか弱い力でも、みんなの力を合わせれば強い力になるもんだ!”
てな事をテレビを見ながら考えてしまった。