今日の手織体験のお客様は三河の歴史文化に詳しい人たちです。
三河木綿の存在が三河だけでなく江戸における庶民の生活の中で
三河木綿がどんな役割をしていたか、
現存する三河木綿とはどんな物であったか、
その特性を知り立証できる素材を探し検証する事の重要性を話し合った。
そしてこの会の本番、三河木綿の手織体験となり織物とは何かから始まり、
織機の装置はそれぞれ何の役割を持っているか、
など、織機の部品の役割とその発明の重要性の説明を受けながら
手織り作業が進んだ。
今日もお父さんが参加した手織教室となった。現代の岡崎と江戸の文化の
橋渡し役であり,三河木綿では貴重なご意見番でもあると私は思っている
歴史的見識には頭が下がる人である。
ブルーを選んだ彼女、爽やかでしょう、好きな色だから
「三河湾ブルーだね」
窓の外の風景は今日も晴れ渡った空を映して海も青く輝いている
今回の手織体験をプロデユ−スしてくれたのは彼女である
今日は三河の海に生息する螺の内蔵にある染色線を取り出した色素で染めた
””貝紫で染めた紫色のコースターを織っています。
それぞれ好きな色を選んで織り進めています。
「織物って楽しいですね、単調な繰り返しだと思ったのに
刻々と変わる糸の表情が次の期待を作って行くのです。
互いに織り上げた作品を見ながらの品評会である
同じ物作りでも現代の高速機械ではのんびり品評会は考えられないが
手織織機の速度だと話す余裕もあり、もの作りも楽しくもある
おっと!赤鬼のキャラクターのお出ましです。
降り上げたばかりのコースターを赤鬼が得意そうに持って
ハイ!パチリ