今日は蒲郡市観光商工課主催で蒲郡市立三谷小学校で開かれる
三河木綿体験教室の授業に参加して来ました。
3年生が春に棉の種を植える授業と、秋に実った棉から
糸を紡ぎ織物を織る授業です。
半年の時間をかけ、三河の1200年の古い棉の歴史と
織物産業を学び、自ら紡いで織ると言う
全国にも珍しい授業が始まったのです。
蒲郡市の手織場のスタッフの皆さんの参加を得て
棉繰りから手つむぎの作業の授業風景です
生徒達も真剣な眼差しで学んでいます。
難しい糸作りですが、良い糸を作って
秋には織機で織らなければなりません。
こちらは、藁灰処理をした三河地棉の種を植えて
水やりの作業です。
日本の棉の伝来地は三河である歴史と、
今、自分が植える棉の生命を大切に育てる方法など、
自然と人間の関わりを話しながらの授業でした。
校舎の日当たりの良い場所に並んだ生徒達のプランター、
それぞれの名前とイラストが可愛らしい。
さて、秋にはどんな棉が実り、どんな糸ができ、
どんなコースターが織れるか楽しみな授業です。
自然から棉の生命をいただき人間の生命を守って来た
歴史と生産の授業が始まったのです。
秋には竹島クラフトセンターから16台の本格的手織織機が
教室に運びこまれて機織り授業を開きます。