伊勢山崎水雷砲台 2014年07月21日 | 戦争遺跡 昨日、猿島砲台と千代ケ崎砲台が来春国指定史跡に認定される見込みとの記事が載りました。 戦争ネタとしては久々の朗報ですね。 ところで、一般的には知名度が低いのですが、三浦半島には、砲台といっても、魚型水雷つまり魚雷を陸上から発射する水雷砲台も残っています。 海軍が、東京湾口及び横須賀港防御水雷計画に基づいて、伊勢山崎に明治37年に建設したもので、現存する大変大変貴重な遺構です。 こんなものも忘れないで欲しいですね。 そして、こんなものが残っている東京湾要塞って素晴らしいですね。
三軒家砲台 砲側弾薬庫 2014年07月12日 | 戦争遺跡 明治29年12月に竣工した27センチカノン4門の砲台です。 関東大震災で被害を受けましたが、修理され昭和9年まで現役でした。 写真は第1砲座と第2砲座間の横檣地下に造られた砲側弾薬庫です。
横須賀海仁会病院 2014年07月05日 | 戦争遺跡 この優雅な曲線が特徴的な建築物は、旧横須賀海仁会病院です。 海軍の下士官や家族の診療を行う病院として昭和14年3月に開院しました。 戦後は、米軍の接収を経て、昭和21年7月15日、カトリック聖母訪問会に払い下げられ、聖ヨゼフ病院として開院し現在に至っています。 設計は石本喜久治。一部増改築されていますが、昨年、DOCOMOMO (モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織)Japanにより、日本におけるモダンムーブメントの貴重な建築作品に選定されました。