赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫というと横浜MM地区が有名ですが、おっとどっこい海軍のまち横須賀にも存在します。


舞鶴と同じように、やっぱり海軍施設として建設されたものが残っているのです。

場所は、JR田浦駅裏手に広がる有名な海軍軍需部倉庫地帯です。

この建物、大正11年に建設されたもので、終戦まで海軍軍需部の第二計器庫として使用されていました。

計器というのは、航海に必要な計器です。


建物は、イギリス積レンガ造2階建です。

大正11年建設ということは、あの関東大震災をくぐり抜けてきたわけですね。

なので、壁に支柱柱が添えられています。

現在は、海上自衛隊のN-4倉庫として使われています。
（公開されていないのが残念。しかし現役使用されているのも凄いこと！）


震災前までは、この長浦地区をはじめ数多くのレンガ建築物が存在していた横須賀。

これらが残っていれば、すごい観光資源になったことでしょう。残念です。

震災記念碑

面白い形状の碑ですが、これは関東大震災の記念碑です。

上部の球体は地球で、その上に地震が発生した時間11時58分が時計で示されています。

場所は、現在は、米海軍横須賀基地内にありますが、
元は横須賀海軍工廠であった場所です。進駐した米軍は撤去しなかったのですね。

今では、公式には「日米親善ベース歴史ツアー」の際にしか見ることができません。