こちらは「平和観音」と呼ばれ、横須賀市浦郷にある浄土宗正観寺に安置されています。
昭和20年4月、沖縄沖で戦死された陸軍大尉尾久義周さんの慰霊と平和を願って建立されました。
尾久大尉は(当時は少尉。戦死後に大尉に特進)、陸軍の特別操縦見習士官の一期生であり、陸軍特別攻撃隊第42振武隊の隊員として昭和20年4月8日、喜界島から出撃、散華されました。
搭乗機は、「97式戦闘機」でありました。
また、隣接して、海軍の神風第二特別攻撃隊「忠勇隊」の隊長であった山田恭司大尉(海兵69期)の墓碑があります。
「忠勇隊」は艦上爆撃機「彗星」3機で編成され、昭和19年10月27日、大尉は1番機の偵察員として茂木兵曹長とともに搭乗され、
直掩機にゼロ戦8機を従え、第一ニコルス基地を出撃、レイテ湾内の敵艦船群に突入、散華されました。
特攻隊のことに触れる機会としては、8月15日前後のテレビや書籍、また旅行先の靖国神社遊就館や出撃基地であった知覧や鹿屋にて、ということが多いと思います。
それだけに、一般人には、少し縁遠い感じがすることになりますが、そんなことはありません。身近に特攻隊員の慰霊碑などがあるはずです。
最近、きな臭い世界情勢になってきました。
戦争の事実に実際に出会うことによって、二度と繰り返してはいけない戦争の実相を、肌で感じていただきたいと願っています。
ブログ村からお邪魔させていただきました。
とみーと申します。
わたくしも特攻隊員の方について勉強しております。
70年経ちますと、御遺族の方もなかなかいらっしゃらず、国のために命を懸けられた方のことも知る方が少なくなっていますね。
自分にできることをやり続けていきます。
またお邪魔させていただきますね。
失礼いたしました。
ご訪問いたいだきありがとうございます。
特攻隊に特化しているわけでなはいのですが、戦争全般について勉強しております。
先の大戦についてはいろいろな意見、考え方がありますがまずは、歴史の事実を知りたいと思っています。