96式25ミリ高角機銃 2014年10月21日 | 戦争遺跡 海軍における代表的な対空機銃で、三浦半島では横須賀軍港を取り囲むように、また重要な海軍施設の周囲に設置されていました。 これはある機銃砲台に残る残骸で、三聯装です。 当時の書き方では「九六式二十五粍三聯装高角機銃」となります。 逆さまになって打ち捨てられ、赤錆状態です。銃身は撤去されています。 写真右手に付いている柱状の部品は旋回ハンドルの支柱です。
97式中戦車 2014年10月05日 | 戦争遺跡 すこし古い話になります。 新聞記事にもなりましたが、三浦市金田の海岸に廃棄処分として埋められていた帝国陸軍の戦車が浸食によって姿を現したのです。 逆さまになっていますが、この戦車、97式中戦車の初期型です。完全体ではなく、前部の装甲板が切り取られ、発動機も無い状態でした。 2005年になって海岸を管理している神奈川県が調査を行い、最終的に那須戦争博物館に引き取られたそうです。 しかし、何故こんな場所に陸軍の戦車が、廃棄されていたのでしょうか?