さて、5夜にわたって、語ってきた
私のパワースポット
名古屋市科学館の感動したプラネタリウムのプログラム…
科学的愛情 第一幕 最終回は!
やっぱり、星座の神話といえば、ギリシャ神話
今まで科学館でも、沢山の神話が語られてきました。
本題に入る前の枕での生でのナレーションの時もあるし、
メインの題材の時はCGのプロジェクターやアニメや紙芝居的演出もあります。
唯一、生のナレーションでない箇所ですね。
乙女座、農業神デーメテルの話
アンドロメダ座、ペルセウス座、ペガサス座、カシオペア座、ケフェウス座、クジラ座など秋のオールスターのお話
オオグマ座とコグマ座の悲しい話
ヘラクレス座、ウミヘビ座、蟹座の話
オリオン座、獅子座、蠍座の話
まだまだ沢山ありますが…
やっぱり毎年欠かさず聞くのは、七夕の伝説ですね。
実は日本昔話では無く、中国から伝わった物語だそうです。
こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブ、三つ合わせて夏の大三角です。
都会の街中でも見ることのできる星です。
昔は「星の数ほどある」って
ほぼ無限にある!数え切れないほどある!
そんな意味でした。
今はどうでしょう?
都会のほんのり薄明るい空では、ほとんど見えません!
今は「星の数ほど」は少ないの意味になるのでしょうか?
海の沖の方か、砂漠のど真ん中だとすごい満天の星空が見えるのでしょうね!
いつかヨットで太平洋横断した方が言ってました。
無風の夜は、真っ平らになった海に空が映り込んで、まるで宇宙空間に一人ぼっちにされた感じになる…
素敵な光景でもあり、ある意味恐怖もあるそうです。
こと座のベガが織姫、
わし座のアルタイルが彦星
七夕の7月7日は太陽暦になってから日本は梅雨の真っ只中
70%くらいの確率で雨か曇り…
年一のデートの超遠距離恋愛❤️
なのに、ほぼ毎年雨!
しかも、ベガからアルタイルまで約15光年!
光の速さで行っても、往復30年!
でも大丈夫!
雨の日はカササギ(白鳥座)が橋渡しをしてくれるそうです。
さらに言うと、人間如きに置き換えるので、
とんでもなく会えない!途方もなく遠い?
そんな事はありません!
星の寿命からすれば、この位なんて事ないです!
5分ごとにLINEが届くイチャイチャカップルです。
もっと短いスパンかも!
ギリシャ神話と日本神話は似た物語があります…
イザナギ、イサナミの黄泉の国での話は
農業神デーメテルの娘のペルセポネの冥界の話
向こうの世界の食べ物を食べると戻って来れないって下りとか、外に出るまで振り向いてはいけない下りとか、パロディかインスパイアされたか、伝承間違いか?くらいのそっくりです。
ヘラクレスのウミヘビ、頭が沢山あるヒドラの話は、スサノウvsヤマタノオロチも似てるな〜
多神教の文化は似るのかな〜?
インドやアステカも多神教文化なので
もしかしたら同じ様な、お話があるかもしれませんね。
日本の神話で星の物語はやっぱり
天岩戸の話でしょうか?
日本最高神アマテラスが、弟スサノウの乱暴ぶりに怒り、アマノイワドにお隠れになる話
太陽が出てこなくなる話ですね。
これもデーメテル農業神でもあり春の神が隠れてずっと冬になる下りが似ています!
さらにアマテラスの孫ニギニが地上に降り立ち、後の令和天皇まで連なる血筋!
都として栄え、天皇の住まい、平安京
この平安京を中心に
伊勢神宮、イザナギ神宮、伊吹山、熊野大社、元伊勢神社の五つを結ぶと五芒星が描けるのです。
2000年以上、昔に大した測量技術もない中!
ほぼ正確に綺麗なお星様⭐️
どうやら、レイラインって言うらしいですね…
科学館で聞いた話、よそで仕入れた情報に自分の考察加えてまたロマンが広がります!
次回 レイラインってなんだ?の巻
つづく!!!