連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻
前回は、ビールとワイン、ウヰスキーとブランデーの違い
その語源
錬金術のお話でした。
原付旅脱線中です。もう少しお酒の話です。
ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻
この話は、結構有名なので知っている人も多いと思いますので、もう一歩踏み込んだ話と、ウヰスキーの銘柄を紹介できたら…
ウヰスキー発祥の地はイギリスです。
アラブで生まれた蒸留技術がイギリスに渡り、主に飲まれていたビールを材料に、ウヰスキーは生まれました。
当初は、蒸留したての無色透明の物を飲んでいました。
しかし、ロンドンを中心としたロウランド(南部)でウヰスキーの材料の麦芽に高い税がかけられました。
ここで、2種類のウヰスキーに分かれることになります。
税対策で、麦芽の量を減らして、他の穀物(グレン)で大量生産するロウランドのグレンウヰスキーと
税金を逃れ、ハイランドで隠れて密造する、ムーンシャイン(密造者)のモルト(麦芽)を使用したモルトウヰスキー
大きく変化を遂げたのはハイランドのモルトウヰスキー
スペイ川の流域の谷間で密造するにあたり、麦芽を乾燥させるために使用したのが、ピートと呼ばれる、ヒースと言う湿地の草が積もって炭化した泥の炭、泥炭を使用!
これがウヰスキー独特なスモーキーな香りの元になりました。
更に、直ぐに買い手がいないので、ロンドンまで、こっそり運ぶのに、体にフィットするようにカーブのあるフラスコが生まれ、女性の乳房の下に隠して、運んだそうです。
そして、作ったウヰスキーの保管用にシェリーの古ダルを利用
夏の暑い時期は、ウヰスキーが膨張して樽に染み込み、冬は樽の成分を染み込んだウヰスキーが染み出す!
こうして、何年も熟成させたのが、琥珀色の風味豊かなウヰスキーが美味てました。
余談ですが、スペイ川に上ってくる鮭で作るスモークサーモンは絶品で、ウヰスキーの古樽のチップでスモーク!
スペイ川の東アンガスでは松坂牛の様に、ウヰスキーの搾りかす(もろみ)を餌に混ぜたアンガスビーフステーキが有名です。
イギリス料理に美味い物なしと言いますが、本当らしいです。
美味しそうにPRしましたが!
スペイ川周辺に勉強に行った先輩いわく、ホテルの水道が泥炭の香りがして、ほんのり茶色い!
水の不味いところは、ちょっと…
その後、先輩は口を閉ざしてしまいました。
多分、先輩の行った古き良き時代のスペシャルなホテルだったんだと思います…
多分…
話は密造時代に戻ります!
そこ後、税改正と、業者の登録が必要となり、ハイランドの香りのキツいモルトウヰスキーとロウランドのマイルドなグレンウイスキーが出会い、バランスの取れたブレンデッドウヰスキーが生まれました。
ちなみに、最初に登録したのが、有名な、グレンリベット
モルトウヰスキーなのにグレン
こっちのグレンは谷という意味
二番目が鹿の住む谷の意味グレンフィディック
三番目が何も足さない何も引かないで有名なのでマッカランです。
次回もう少しお酒の話
次回 ブランデーが出来たのは100年の戦争のせいの巻
「ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
願い事を叶える記事①
願い事を叶えるカード(メルカリ)
レイラインポイントコンプリートの旅
次回記事も楽しみにしています。
原付旅これからも脱線しまくります
初めての事で、何が何だか
訳、わからーんっ😭感じなんですが
よろしくお願いします🙇
凄い。