貪小失大(たんしょう しつだい)
「目の前の小さな利益にこだわったあげく、大きな利益を取り逃がすこと」
小学生の内は結果を求めない(求めすぎない)。
小学生の段階では「アジリティー」→「スピード」→「持久力」の順に、中学生になって「スピード」・「持久力」に磨きをかけ、高校生になって「パワー」を付ける。
小学生の全国大会は「目標」ではなく「通過点」、目標はあくまでも「インターハイ」。
そのためには、小学生の内は結果を求めない(求めすぎない)。
だから『Team.I』では、100mも、1000mも、走幅跳も、ハードルも、すべてを全力で取り組みます。
私達は生まれながらにして、パワーはあるが長持ちしない筋肉か、パワーはないが長持ちする筋肉のどちらかに分けられるが、それを小学生の内から決めつけてしまうことで、子ども達の可能性を小さくしてはいないだろうか?
陸上競技に限って言えば、専門種目を絞るのは中学生になってからでも遅くはない、逆にその方が良い、そして高校生になってそれを極めれば良いのではないか?
もっと言えば、大学生になって、心も体も大人になって、初めて競技の醍醐味を体験できるのではないか?
アルペンスキー王国・北海道のスキーコーチの言葉です。
「あなたはお子さんを小学生の内に勝たせたいですか?そうでしたら曲がることを教えます。高校生まで続けさせるのであれば、真っ直ぐ滑る練習をします。」と。
意味わかりますか?
「目の前の小さな利益にこだわるのであれば、曲がることを教え、レースで勝たせてあげます。高校生まで続けさせるのであれば、真っ直ぐ滑ることを教え、将来大きな利益をもたらせます。」と。