世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

~日本の教育を改革しよう!vol,1~

2013-04-03 09:04:31 | 日記
1日夜から2日にかけて、金沢に行ってきました。

新しい教育事業を立ち上げている某IT企業の代表との打ち合わせのためにお伺いしたのですが、
このような機会の度に思うことがあります。

それは、「改革意識の差」。

多くの方が、本当に日本の教育の現状を憂いています。
色々なワークショップ等に参加する度、そのようなご意見を頂戴します。

もちろん日本の学校には良いところもたくさんあります。
現場にいて、私は何度も感じました。

しかし、変えなければならないことも多くあることもまた事実です。

そこで問題となるのが、中と外の温度差です。

直接的に教育(ここでは主に現場に直接関わる立場)に携わっていない人ほど、
危機感を感じているような気がします。

それに対して、現場の教員はそれほど日本の教育に対して憂いていない。

なぜそうなってしまうのか?

これは折り合いが本当に難しい点だと思うのですが、
原因の1つに「身分の保証」があるのではないでしょうか。

公立学校の先生は公務員ですので、何か大きな問題がない限りは身分が保証されます。
教育の安定化のためには必要なことでしょう。

しかし、その「安定」が、改革意識を失わせる1つの要素のような気がします。

「おかしいな、これでいいのかな、とは思う。
しかし、波風を起こしたところで、給料が変わるわけでもない。
むしろうざがられるだろう。
おかしいなぁとは思うけど、問題を起こさなければクビにはならない。
じゃあこのままでいいのかな、面倒くさいし。」

となってしまうのではないでしょうか。

教員を「どんどんクビにしろ」などと言っているのではありません。
しかし、「安定」故の歪みはあるのではないでしょうか。

以前のブログにも書かせていただきましたが、
「無能力教員」は確実に存在します。

公教育の「先生」の在り方を考え直す必要はあるのではないでしょうか。


すべては子ども達のために

ふじもん