今日は、仲のいい人たち3人と久留米の方までライブに行ってきた。
そこは、小さなライブハウスで、演奏者を含め、40人、50人いるかどうかのようなところだった。
プロではないけど九州を中心に活動している人たちで(中にはプロの人もいたけど)
合わせて6組?の人たちの演奏を聴いた。
私たちの目当ては、tinytiny と、クロマチックラン。
知っている人はかなり限られているとは思うけれど、
それを私が知ったきっかけは、一緒にライブに行った友達が
久留米が地元で、彼は高校のときからそういうライブに足を運んでいたので、
その彼がこれ地元のバンドなんだけど、いいよーと、教えてくれたのだった。
そんなこんなで、Youtubeで散々観て聞いてた人たちのライブだから、
そんな人たちの演奏をほんと3メートル越しのなまの演奏を聴けたもんだから、
もうもう静かな興奮が胸にわき上がっていた。
みんなドリンクを一杯飲みながら、ゆっくりと聞く感じなので、
そこに来たファンの人たち同士で交流をしているはじめての空間は、居心地がよく、
よい緊張感と高揚感に包まれていた。
そんでもって、演奏者もそんな観客と一緒に観るのと演るのをするから、
気軽に声をかけてくれたりするのだった。
さっきまでそこのステージで輝きを放っていた人たちが、
目の前に来て普通にお話をしてくれる。
また、なぜ声をざわざわかけてもらえるかと言えば、その友達、覚えられている!
そんなわけで私も一緒になって、お話ししたりできて、とっても違和感の興奮でもって感激した。
演奏は、もうもう予想以上にどれもすばらしかった。一組30分かそれ以上を演奏するのだが、
その人の演奏が入ると、一言目でもう次の人に吸い込まれる、そんな魅力がある。
そして、何よりも何よりも、ほんとーに、近いから、何もかもがこっちまで伝わる。
それがリアルなようで、同時に全く現実味がないような、、。
自分がほんとーに目の前で観ているのか、何をしているのか、よくわからなくなる。
けんど、魅力、魅せる力、そのことばを強く意識させられたな。
それくらいたくさんライブの数をこなしてくると、演奏するのだけれど、単純にそれだけではなく、
それには、人に魅せる、という動きが加わってくる。
その魅せ方は人によってばらばらだけれど、共通していることは
みんな自分を積極的に表現することに努め、そして、観客と真っ向から向き合おうとしていることだ。
そういうとこが、プロだわ、と思わされるものがあった。
いんやーにしても、たのしかったなぁ。
ほんと、ああいうライブハウスに高校のときから通ってたなんてうらやましいこと限り無し。
いんやー。よい体験をさせていただきました。
また機会があれば、ぜひ行きたいな。