今日の夕焼け空は色鮮やかだった。
濃い青から薄い青、
紫から赤、オレンジ、黄色っぽいのも。
なんでこんな色をしとるんやろ。
なんでそんな見ていたいと思わすんやろ。
そんなん見てたら胸の中にぶわっと風が吹く。
思わず立ち止まって見てしまう。
そのときの気持ちを感動と呼ぶなら
その感動はいつも自分の中だけではとどめられない。
誰かに教えたくなる。
言いたくなる。
今日の夕焼けきれいだったよ。
それだけの言葉だけど、それをそうかぁと聞いてもらいたくなる。
おかしなもんやね。
海や空や雲や木や草や花や雷だって雨だって、
ときにこわいくらいきれいだ。
人も動物も。
なんでこんなきれいな世界なんだろう。
わざわざ感動させるためにそうあってくれるのかと思わせるほどだ。
ふっしぎだなー。
まんまとしてやられるし、妙にうれしい。