昨日、大分県の九重連山のひとつ、三俣山に登ってきた。
天気も上々、いや、陽が差すと暑いくらい、年配の方の方が登山者は多い、皆60代後半であろうかと思われる。
1組だけ若めのご夫婦は犬連れだった。
ボーダーコリーという大きな牧羊犬だった。
毛が黒白のボーダーでくるりんとしている部分があって艶やかなきれいな犬だった。
ご夫婦の間になってリードなく嬉しそうに歩いてた。
すれ違うときに、挨拶したら、あっちも嬉しかったのか、スピーク!とか言って犬がその場でワオンと吠えながらぐるっと回るのを見せてくれた。
やはり犬はかわいいし、どこでも行けるのがまたいいなあ。
そんなんで、ミヤマキリシマという小さなツツジの一種で九州のものかもしれない、それを見に出向いたわけだが、あいにくもう最後の最後ではあった、が、まぁ遠目から見たら山にコケのような花、変な感じだった。
にしても、周りは山々に囲まれていて、その壮大な景色が山だなあと、そして、どこの山も頂上辺りに人がちらほら見える。
みんな登るんだなぁ。
三俣山はその名前だけあって、どこから眺めても三峰に見えるらしいが、実際は、四峰の頂上がある。
ちょっとお腹の空き具合もあって結局三峰だけ登ったことになったが、それぞれの頂きからまた別の広い景色を見せてくれるのが面白い山であった。
そんなこんなで、道中、やはり俳句のことを考える頭になってみているらしく、いろいろと考え考え歩いても、なかなかこれっていう形で見つからない。
闇雲に作るのもいいが、やはり季語ひとつでさまざまな情感を表せることになっているのだろうと想像する。
が、季語を知らないのだな〜。
しかし、最近覚えた俳句で、芭蕉の句がある。
閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声
こんなのいいよなぁと思う。
難しさもなく読んで誰もがそれぞれの情感に浸れる。
そして、私の俳句のお披露目。
山から。
カッコウが 胸空渡る 山登り
登りハァハァ 降りカモシカ 我流登山
我流って大げさなんだよなぁと思いつつ、、。
そして、ちょっとパクリっぽい?
涼しげや 影に彩ふる 青紫陽花
そんなこんなでった。