政治のことについて真剣に何か調べたり勉強したり、
考えたりしてみたことって、、ない。
一度くらいはあるのじゃないかと思えば、たぶんない。
政治という範囲がね、どういったものをいうのかっていうのも
その線引きはできないけれど。
自発的になにかあれこれしたことはないんだな。
身近なことに違いはないのになぜかとっても遠いものだと
敬遠してしまうのはなんでだろう。
友達との会話でもそういった会話っていうのはまるでタブーかのように出ないところでは出ない。
それはそんな話題になれば何かその場の雰囲気が壊されるような気がしたり、
そういうことをおもしろ楽しく会話できるほどの知識も情報もないから。
別におもしろ楽しくってのが笑いがある必要もなくて、ただお互いが真剣に会話するという意味で。
けど多分それも仕方のないことでもあってそれをやってきた試しがないんだから。
学校でもそういうのってないものね。
最近になってようやく会話するのに知識も何もないなりにしゃべってみる。
全く訳わからないから近くの人にこれってこういうこと?って聞く。
あまり気構えなくていい場ではなんでもかんでもありで何でも言っては聞いてはやりたい放題。
けどそれでもいいのだとも思う。
今までそういうことをしてこなかったのだから、これからはもっと積極的にしていく必要があるとも思う。
けど、政治のことって言うとなにか遠いけど、自分の国のこと、日本のことって言われると
そうか、わたしのことだとやっと思える。
わたしがこれからも暮らしていく国のことだし、日本人として今までのこともこれからのことも
考えていかないわけにはいかない、のだな。
政治の問題とか言うとまるで自分のこととはべっこに思っちゃうけど、
まったく自分の話なんだから、話していかないわけにはいかない、のだな。
ただよくわからんってことが多い。
普通にニュース見ててもふむふむなるほどってならん。
ただわたしがあまりにも学がないからこうなるのか、もしれないけれど。
けどわたしの場合ずっとこればっかでじゃー勉強しろよって話なんだな。
ふぁーい。困ったもんだ。
内田樹の研究室 資本主義末期の国民国家のかたち
なんだろう、この妙に身近に感じられて読めるかんじは。
こんなわたしでさえも読んで知らぬ間にがんばろうってパワーをもらうような。
つい先日俳優の高倉健さんが亡くなられて、昨日も彼の映画を観たのだけれど。
彼が誰かファンかなにかに健さんみたいなかっこいい、すばらしい人になるにはどうしたらいいですか、
というような質問に彼は「いい人に出会うということじゃないですか」と答えていた。
自分がいい人に出会いそうだなって思うところに待ってないで積極的に出向く。
あまりよくなさそうなところに自分の身をおかない。
とか言ってて、そうだな~って思った。
そして彼はまたすっと「一番美しいことは人が人を想うってことでしょう」と言ってもいて、
それも衝撃だった。
一番美しい、、か。
それを言える彼がそうしてきているし、そうした人に出会ってきたのだろう。
いやな気持ちをされたらちょっとやり返したくなるし、
いい気持ちを持ったらやさしくなれるし、ほんと鏡というのか、跳ね返ってくる。
なんで急にこの話が出てきたか忘れたけど、、。
んま、お昼ご飯たべよう。