こころがざわつくことってある。
最近ニュースを見て。
この間は、女の子の夢を見た。
私は父親の目線からその子を見ているようなほんとワンシーンだけの夢だったけれど、なぜか生々しく覚えている。
そのことから、小さいころ、多分小学生のころだ。
Itと呼ばれた子、とかいう題の本をおじさんからもらって読んだことがある。
上下巻かそんな感じで案外長かったように思う。
そのItと呼ばれた子というのは、実話というか、本人が書いてたんじゃなかったかな、小さいころから相当に虐待を受けていたのだ。
そんなことを書いてる本だった。
そんなんをあんな歳のときによく読んだなぁとか、よくその本を薦めたよなぁとか今なら思うけど、、。
昔の読んだ本の記憶はこれまた案外生々しく残っている。
そういうことを考えていくと、小学生あたりから結構本読んでたな夢中になって、、と最近思い出す本がある。
最近こわい映画も観れなくなってきた。
狂気じみた映画とか、ミステリーサスペンス、バイオレンス、などなど、心的にくるものが顔を覆ってしまうくらいになったのだ。
昨日はパルプフィクションを初めて観た。
有名だし面白いからとか言われたし、、。
けどだめだなぁ、あたしそんな面白さを感じなくなったなぁ。
ある意味コミカル?と言っていいかしら、そんな要素もあるし、別にそんなに心的にくるわけではない、けど、もうあー撃つーってわかるとはちゃーってなる。
大学生のころ、映画ばっかり観て、しかもギャングものバイオレンスものサスペンスもの観てたけど、その面白さをひゅ〜的な気持ちにもなって観てたけど、今は、パルプフィクション観て、目覆ってあたーって感じで、笑ってしまうほど。
ま、それでも面白いなら結局観たりするのだろうけど。
黒人の人ともう1人黒髪の人のタッグがよかった。
にしても、ざわつくという話。
何がなんなんだか、あんまりそういうことを真剣に想像したくもないし、考えたくもないし、避けてしまうけど、それでもニュースでその一連のことを少し知っただけで、それが引きずるものね。
こういうことを言っていても、私はほとんど忘れてることの方が多いわけで、けど当人たちはみんな今もどんな気持ちで日々過ごしていることだろうか。
今までの人類的歴史を辿ってきたその頂点が今の私なら今の私はどれだけの残虐なことや醜悪なことをしてきたかわからない。
そんだけのものをもっているんだと思う。
私もまこさんに対するあたりってすごいもんね。
もっと愚痴なく平和に愉快でありたいなんて思うのに、もちろんそういう面もあるにしても、お互い言い出したらきりがない。
お互い、あんたは、あんたは、って批判して一向に終わらないのだ。
結局勝ちたくても勝てないから、またもどかしかったりして、、。
勝ちたいんやよね〜ほんと。。とほほなり。
勝っても微妙そうやから、あっちがごめんとか言い出したらまたすぐ、謝る必要なんてないし!とか、ほかにいちゃもんつけだす始末。
自分に手が負えまへーん。
もっと穏やかに生きたいな〜って願ってるから、徐々に変わっていける気もするさ。
ということで、私も相当に嫌な奴ということでした。
こんな嫌な奴だとは思わなんだ、、けど、結構嫌な人だけど、自分なりの正当性を感じてしまってたりもして、すごい矛盾。
どこかでそれでもわたしにはこういう考えがあると、正当性持ってきちゃうすぐ。
いやー巧妙だね、我ながら。
ざわつくのも一瞬だね。
過ぎていってしまうし、ずっとそれにざわついていたくないから、どこかで見て見ぬふりかもしれない。
けどこうして言いたくなるんだよね、どこかで感じてるんだ、多分。
ごめんと言いたい気もするのだ。