朝日新聞の社説を見て,NHKでの出来事を思い出した。
反安保法案にそれほどの価値があるかと言う問題だが、どうも政界風は違うらしい。
有名ブログどころでは、立法趣旨に難が有ると指摘する声もある。
http://ttensan.exblog.jp/
当ブログの見解も、集団的自衛権は世論調査でも認めている事であり、反日野党の安保政策はダメ押しをされていると見ている。
今からでも遅くは無い、朝日新聞は社説を取り消せ。
「取り消せ!」「取り消さない!」自民・高村氏と民進・岡田氏、安保法廃止法案めぐりNHKで“舌戦”
産経新聞 4月3日(日)14時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160403-00000529-san-pol&pos=5
高村正彦氏=国会内(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
自民党の高村正彦副総裁と民進党の岡田克也代表が4月3日のNHK番組で、今年2月に野党5党(当時)が共同提出した安全保障関連法の廃止法案をめぐ り、つばぜりあいを繰り広げた。高村氏が「一部の民主党(現民進党)議員が『審議しないでくれ』と言ってきた」と暴露したのに対し、岡田氏は「取り消 せ!」と猛反発。民進党内には、共産党や社民党との安保政策の不一致が露呈することを恐れ、廃止法案の審議入りに消極的な声もあったとされる。それだけ に、双方とも一歩も引かず、おおさか維新の会の片山虎之助共同代表まで参戦し、バトルは泥沼の様相に…。
◇
--野党は廃止法案の審議を求めているが
高村氏「私ねぇ、2週間くらい前に自民党の国対に『これ、審議するの?』って聞いたことがあるんです。そうしたら『共産党からは審議しろっていう話がど んどんあるけれども、(当時の)民主党からは一度もそういう話はない』と。『一部の民主党の議員は審議しないでくれとまで言ってきている』と」
岡田氏「何を根拠にそんなこと言ってるんですか! 失礼でしょ!」
高村氏「私はそれを自民党の国対から…」
岡田氏「きちっと誰が言ったか明確にしてください!」
高村氏「自民党の国対から聞いていると」
岡田氏「そんな失礼な話はない! 取り消せ!」
高村氏「取り消さない! 自民党の国対がウソついたかどうかって話を…」
岡田氏「明確にしろ!」
共産党の志位和委員長「事実関係としてですね、衆院議院運営委員会の場で、民進党も共産党もみんな共同して…」
岡田氏「明確に誰がどうしたか、どういう場で言ったか(を高村氏は明らかにすべきだ)。われわれはきちんと審議を求めていますから」
高村氏「私が自民党国対から聞いたということは事実です。自民党の国対が私にウソをつく必要は全くないと思っています」
--片山氏に聞く。憲法改正議論も念頭に置きつつ安全保障関連法のことをどう考えるか
片山氏「いろんな人から聞くに、どうも与党も野党もやりたくないらしいと。そういう噂が流れているんですよ、院内に。しかし、堂々と審議するのはね、私 はやったらいいと思う。(野党内に審議を忌避する向きがあると)聞いてることは事実ですから。与野党ともやりたくないと。はっきり言っておきます」
岡田氏「そんな根拠のないことを言っちゃダメですよ、片山さん」
片山氏「聞いてるんだから」
岡田氏「『聞いている話』で、こういう公共放送の場で言うのは間違ってますよ」
片山氏「(発言者不詳の『あなたは野党ですか?』との問いに対し)野党だよ!」
yuk*****
| 2016/04/03 15:38
そう言えば岡田って自分の言を櫻井よし子が指摘した時も言ってないとか否定したのに後々「今日の所はこれで帰ってやる」みたいに逃げた事があったね?
結局事実関係を追及されたらむしろ返り血を浴びる事が多いのに強圧的に言う文句だけは人一倍だな。
mar*****
| 2016/04/03 18:28
誰が言ってきたのか調べなきゃいけないのは
岡田さん、あんたでしょ?
それで、言ったものがいないとの確信があって反論しなければ
永田問題時代といっこも変わっていないね
2016年04月04日
[朝日新聞] 安保・野党案 与党はなぜ逃げるのか (2016年04月04日)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#20160404
自民、公明の与党は、旧民主党など野党5党が2月に共同提出した安全保障法制の廃止法案を審議しない方針を決めた。
旧民主党と旧維新の党が対案として提出した、領域警備法案など3法案の審議にも応じようとしない。
安倍首相は自身の言葉を思い出すべきだ。1月の衆院代表質問で、民主党(現・民進党)の岡田克也代表が法制を「違憲」と指摘したのに対し、「全体像を一括して示してほしい」と対案提出を促したはずである。
なのにいざ野党案が出てくると、一転して無視する。政権与党の姿勢として、ご都合主義が過ぎないか。
昨年9月、世論の強い反対と不安を押し切って強行成立させたあと、首相は「これから粘り強く説明を行っていきたい」と語った。
せっかく野党案が提出されたのだから、与党の論客が質問に立ち、野党を相手に堂々と議論を交わしてはどうか。それこそ首相の約束を果たす絶好のチャンスではないか。
安倍政権は、野党が憲法53条に基づいて要求した、昨秋の臨時国会の召集も拒否した。
政権が、国民に粘り強く説明する努力をしてきた、とは言いがたい。法成立から半年以上が経っても、世論はなお割れたままである。
確かに、野党の法案や要求を拒む数の力は、与党が選挙の結果、手にしたものだ。一般に、野党の法案は与党の反対で審議に入れない例も多い。
だとしても、国会は数さえあれば少数派の声を切り捨てていい、というものではない。ましてや戦後の安保政策の根幹にかかわる重要法案である。
異論にも耳を傾け、議論を通じて国民に理解を広げていく。そんな民主主義のプロセスに対する敬意を、安倍政権は欠いていないか。
法制は先月末に施行されたが、平時の米艦防護、国連平和維持活動(PKO)に派遣する自衛隊の「駆けつけ警護」など新たな任務の付与は、夏の参院選後に先送りされる。
ならばどうして、あれほど成立を急ぐ必要があったのか。いまなぜ野党案の審議に背を向けるのか。
今月下旬に衆院補欠選挙があり、夏の参院選は衆院と同日とする可能性も指摘されている。
選挙までは法制への反対や不安をできるだけ忘れてもらう。それが狙いではないのか。
今からでも遅くはない。
「言論の府」の名に恥じぬ、逃げない議論を与党に求める。