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五輪エンブレム 横浜市長、「ダサい」発言「否定するつもりはなかった」

2016-04-27 16:01:11 | 政治


五輪エンブレム 横浜市長、「ダサい」発言「否定するつもりはなかった」
産経新聞 4月27日(水)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00000057-san-l14
 2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムの最終候補4作品について、横浜市の林文子市長が25日の庁内会議で「ダサい」と発 言。これをめぐり、林市長は26日の定例記者会見で、「否定するつもりはなかった。決まればそれに気持ちが集中すると思う」と釈明し、「(決定案は)江戸 文化の粋を感じさせるデザイン。全市で全力でロゴを使い、東京五輪のためにきちっと仕事をしていきたい」と強調した。

 林市長は「『(最終候補を見たとき)ピンとこないな』という思いはあり、庁内のラフな会議で『ちょっとダサいと思っているのよ』と比喩のように使ってし まった」と説明。「(D案の)朝顔か(A案の)市松紋様がいいが、(A案は)おしゃれだけど色合いが地味なので、(五輪らしく)色を変えられないのか」な どと庁内で話していたことを明かした。

 一方、黒岩祐治知事は26日の定例記者会見で、個人的にはB案を気に入っていたと明かした上で、「正直言って意外。単色のシンプルなデザインで一番弱いんじゃないかと思っていたが、選ばれた後に見てみると良さが改めて伝わってくる」と話した。



五輪新エンブレムに賛否 「地味」「シンプルでつまらない」の声も
2016.4.26 20:00
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/160426/spo16042620000051-n1.html
盗用疑惑による異例の白紙撤回から約8カ月。紆余曲折の末、2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレムに市松模様を配した「組市松紋」が選 ばれた。粋な日本らしさを描いたとされ、今後、大会の顔として世界に発信される。一方、街行く人からは「地味」「シンプルでつまらない」などの声も。各種 メディアの調査でもほかの候補作品の人気が高く下馬評を覆した形だ。
 作者は東京都在住のアーティスト、野老(ところ)朝雄さん(46)。野老さんは東京造形大デザイン学科(建築専攻)卒。建築家で美術家の江頭慎氏に師事し、定規やコンパスを使って描ける単純な図形の組み合わせで、平面や立体のアート作品を制作する活動を展開してきた。
 今回は形の異なる3種類の四角形を組み合わせることで国や文化、思想などの違いを表現したと野老さん。同じピースを使うことにこだわることで「平等の精神、大会の精神とも合うと思った」と話す。
 投票したエンブレム委員21人中最多の13票を集めた。選考した宮田亮平委員長(文化庁長官)は会見で、「ただ一色を使い、寡黙でありながら多弁である」と講評した。
 一方、各種メディアのネット調査では最終候補4作品のうち「輪」のデザインと「朝顔」をイメージしたデザインが人気を二分していた。
  「組市松紋」がエンブレムに決まったことを受け、街行く人々の反応も分かれた。「江戸の染め物のような色合いで、多くを語らない感じ。モノトーンでいいと 思う」(15歳男性)という感想がある半面、若者からは「もう少しカラフルなエンブレムにしてほしかった」などの、藍色でまとめた色味の少ないデザインに 抵抗感を示す声も目立った。