憂国のZ旗

日本の優れた事を様々話したい。

【主張】 中国軍艦の侵入 敵対的行動を即刻やめよ

2016-06-18 02:42:36 | 政治


この事態は、日本国憲法第9条2項、交戦権の否認は、拙いと感じる。
国権、主権の発露を阻んでいる。(舐められているだけ)





2016.6.17 05:03更新
【主張】
中国軍艦の侵入 敵対的行動を即刻やめよ

http://www.sankei.com/column/news/160617/clm1606170002-n1.html

日本国民はあきれかえり、怒っている。もし国際社会の良き一員でありたいなら、隣家へ土足で踏み込むような真似(まね)を二度としてはならない。
 中国海軍の情報収集艦が鹿児島県口永良部島(くちのえらぶじま)周辺の領海へ侵入した。海上自衛隊機が侵入前から警告したが、引き返さなかった。
 政府が外交ルートで非難したのは当然だ。侵入の常態化は許されない。同様の事態になれば日本の海を守り抜くことをためらってはならない。自衛隊に海上警備行動などを発令して対処すべきだ。
 尖閣諸島(沖縄県)をねらう中国の軍艦が領海に侵入したのは、平成16年11月に原子力潜水艦が同県石垣島周辺の領海を潜没航行して以来の異常事態となる。
 6日前には中国のフリゲート艦が尖閣沖の接続水域へ侵入し、政府が抗議したばかりである。「状況をエスカレートさせた」(岸田文雄外相)点で悪質さは際立つ。中国国防省は「航行の自由の原則に合致している」と主張したが、極めて説得力に欠ける。
 情報収集艦は武装したれっきとした軍艦である。沖縄東方海域で実施中の日米印の共同演習「マラバール」へ加わるインド海軍の艦船を追尾していた。演習の監視と妨害をねらった行為といえる。

日本が南シナ海での「航行の自由」の確保をはかる米国と連携していることへの意趣返しのつもりもあろう。中国潜水艦の太平洋進出に欠かせない海底地形図を作るため、日本の領海を計測した恐れもある。
  国際法が許す無害通航とは考えにくいし、日本の安全保障上、容認できるものでもない。中国の軍艦の領海侵入は不測の事態を招きかねない。日本は米国と連携 し、守りを固めねばならない。最も肝心なのは、日本が自ら努力することだ。警戒監視に当たる自衛隊への国民の期待は大きい。
 政府中枢の危機管理も緊張感が欠かせない。15日には安倍晋三首相と菅義偉官房長官が参院選の地方遊説へ出かけたが領海侵入時は未明で2人とも在京していた。
 危機の発生は昼夜を問わない。海警行動の発令や、国家安全保障会議(NSC)の開催など、迅速な対応をとるための態勢を再確認しておくべきだ。
 首相の地方出張中は、副総理や官房長官などの重要閣僚が在京していることが望ましい。





2016.6.16 22:41更新
中国軍艦が沖縄・北大東島の接続水域に侵入 15日の鹿児島・口永良部島の領海侵入に続き
http://www.sankei.com/politics/news/160616/plt1606160067-n1.html

中国海軍のドンディアオ級情報収集艦(防衛省提供、今回撮影されたものではありません)


防衛省は16日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が沖縄県の北大東島周辺の接続水域に侵入したことを確認したと発表した。これを受け、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が劉少賓駐日中国公使に対し懸念を伝達した。防衛省は情報収集と警戒監視を続けている。
  防衛省によると、中国の情報収集艦は16日午後3時5分ごろ、沖縄県の北大東島の北から接続水域に入り、約55分後の4時ごろに北北西から離れたという。 沖縄周辺海域で実施中の日米印海上共同訓練「マラバール」に参加していた3カ国の艦隊を追跡する形で航行した。海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」が確認し た。海上警備行動は発令されなかった。
 防衛省幹部は「中国は日米印の一連の共同訓練を継続的に情報収集している可能性が高い。特異な航行だ」と警戒感を示した。
  中国海軍は9日未明、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の久場島と大正島の間を北上するロシア艦隊の動きにあわせるように、ジャンカイI級フリゲート艦を接続水域 に侵入させた。また、15日未明にも今回と同一の情報収集艦1隻が、インド艦艇2隻を追尾する形で鹿児島県の口永良部島付近の領海に侵入している。
 中谷元(げん)防衛相は記者団に「引き続きわが国周辺海域の警戒監視活動に万全を期す」と強調。「中国側には再三、懸念を申し入れている。事態をエスカレートさせることがないよう、しっかりとした対応を望んでいる」とも述べた。