桜が咲くこと

桜守の詩/天山（被災地応援バージョン）

東京の桜は満開になりやっと暖かくなってきました。
被災地が零下何度と聞くと心痛む日々でしたが、
それがやっと終わりそうな春です。
入学式が始まり、少しだけ日常に近づいたように見えますが
復興はこれからですね。

我が故郷高遠の桜はまだピンクのつぼみです。
http://takato-inacity.jp/cms2/
伊那市から提供していただいた映像や、
自分が撮影し、コンサートで使っている映像や画像を使って
耐えてきた冬から春へ向かって大輪の花咲く桜を表現してみました。
桜が咲くことで生活が新たに切り替わる日本人にとって
桜は大切な存在なのだと改めて思い知らされました。

もちろんドンちゃん騒ぎなどする気になれませんが・・・
自粛の動きが強いので今年はどこか寂しい桜祭りなのは気がかりです。
被災したけれどなんとか酒作りを継続している「南部美人」という
岩手の酒蔵では、お酒を飲んで花見をやって下さい！
という映像を動画投稿サイトに出していました。
http://www.youtube.com/watch?v=UY0FtSqrMBc

たしかに、同じ日本人の中、難を逃れた我々が
ジャンジャンやって盛り上げないでどうするんだと思います。
お酒飲んだり、遊んだり、仕事に精出して消費を盛り上げるのも
無事でいられた我々の使命であるように思えるのです。