魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【真っ当な日本の儘生き残るには阻害要因を排除し仕組み変えねばならない。】 ①

2015-11-03 00:06:27 | 半島族
 安倍政権は中韓とFTAを結びたいとして第一次安倍政権の「東亜細亜共同体構想」に未だに固執している。安倍政権の中韓への抱きつき外交が結果的に中韓の日本叩きに付け込む隙を与えているのだ。

 実は、安倍政権は基本的路線については民主政権と同じ路線なのである。と言うより、第一次安倍政権の基本的路線は、民主党政権にも忠実に護られ、現安倍政権は只管此の路線を固執しているのである。

 此の事を気付かずに現安倍政権の評価は出来無いのである。
 疑るなら、第一次安倍政権からの日本の政権が採り続けて来た基本路線を調べ直してみれば良い。

 冷戦が終わって、尚且つ日本のバブルが終焉すると日本を取り巻く国際情勢はガラリと変わった。日本社会も少子高齢化で日本企業の多くは海外での商売に向かわなければ、日本国内の市場だけでは淘汰されて終う時代に入ったのだ。本来、国内経済の保てるだけの企業が生き残れれば良いので、国内の需要を起こせ無い企業は潰れて当然であり、輸出も国民の需要にあった国内での生産を可能に出来る資源を獲得出来る外貨を稼げる範囲で良いのである。

 保守政権という言葉への今迄の印象は民族主義を前面に押し出し、古き良き日本の伝統や日本独特の精神主義と国民同士の相互扶助の生活慣習を政治に生かす政党与党の政権だというものであったろう。確かに、自民結党時の党是には民族主義を押し出していたが、自民は当時から何度も党是を改訂しており、今は逆に「民族主義」が邪魔になる様な党是と成っている。

 こうした我の考え方には当然反論が生じよう。「では、潰れるべき企業が潰れた場合大量の失業者を出す結果と成るじゃないか」と。
 然し、だからと言って現政権の政策は日本を壊し続け、日本民族の単一国家性を壊して良いものでは無い。我々日本民族は歴史的必然として日本列島に図らずも単一民族国家を生して来た。明治維新を経て古き因習を捨て去り新日本と変わったとは言え、此処で我等日本民族の心は古からの日本民族精神を捨て去ることは日本列島を我らに与えてくれた八百万の自然神に叛くことに成る。

  政治屋達の巫山戯た処は、海外に活路を向ける財界への支援其のものの遣り方が余りに酷いものであることだ。政治が企業を支援する場合は、企業活動を活発にすることで国民の福利向上に貢献するものでなければ成らない。現政権がやっていることは、此れと真逆なことを国民を騙しつゝ企業を生き残らす為に国民の福利を犠牲にして企業が生き残るばかりか其の利益最大化を支援するものである。

 現政権は、嘗てニクソン政権が大失敗した訳の分からぬ政策の「トリクルダウン」と言う財界の利益誘導に国民が貢献させられるを政策を打ち出して、国民を誑かす。現政権のトリクルダウンの正体は財界が商売をしたいと望む相手国に財界の営業系経費替わりに国民の血税をODA等で祓撒き、企業の法人税を下げることである。尚、其れによって生ずる税の不足分は広く国民に負担させるものである。

 トリクルダウンは企業を儲けさすことで軈て国民経済も潤うというものだが、現政権の上のような構造では企業の儲けの為に国民から搾り取り、企業が国を利用して儲けるだけのものである。

 さて、此処で問題は、財界の財界人を助けることで無く、財界の企業で働く被雇用者の就職を如何するかとということであるが、実は、経済問題は経済の仕組み次第で現行の仕組みでは解決不可能な問題も解決可能と成るものである。

 然し、幾ら「経済は仕組み次第」と言っても、其れを阻む大きな問題がある。莫大に膨らんだ国地方の借金と中共や韓国。露国、北朝鮮の近接諸国である。此奴等は油断をすると我が国を奪い取る。経済の仕組みは此等に大いに配慮して作り直さなければならない。

続 く。


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