魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【昔は申請時には既にお膳立てされていた。】前編

2022-08-23 17:38:11 | 証拠

 昔の農村部は、今と較べてずっと閉鎖的であり、余所者が宅地を買い家を建てて生活を営む等は、滅多に無かったことである。例えば、農業地域の宅地化も町村の「顔利き」が間に入ってことを勧めればスムーズに事が進められた。現在の市町村、特に平成の大合併時に「市」に成ったような地域は、合併時の「町村」を引き継いで行政体と成ったものとはいえ、行政の運営は昔とは大きく様変わりしている。現状に問題がある場合、跳んでも無い昔に原因がある場合も少なく無く、行政行為は過去の行政行為が不正に為されたことに起因する場合も多く、現状の不具合を解決する為にも、行政の継続性を確保することは必至の事項である。

 扨て、話を我事に向けると、我の新築住宅の確認申請の細々から察せられるのは、確認申請時には申請に必要な確認事項は万端整えられており、従って、建築確認申請時の接道義務の確認は、其の添付図面で農道幅員(街渠幅員も含む)4.90mと書かれており、其れが我が建築敷地と道路境界を挟んで接しており、既に此の時接道義務は確保されていた。

 詰まり、件の農道の宅地化に関する手続きや確認は、「顔利き」(当該宅地化に関する売主は、当時此の「顔利き」として当該市町村の実力者として知られていた人である)が準備万端彼方此方既に整えていたのだ。然し、其の後・・・

 続 く



最新の画像もっと見る

コメントを投稿