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魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【又もや橋下徹の的を大外れした人気受けする論(「天皇制維持のために必要なこと」)が始まった】

2019-01-16 21:32:38 | 馬鹿

橋下徹「天皇制維持のために必要なこと」(プレジデン …

https://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/...

PRESIDENTOnline掲載天皇陛下のお言葉をきっかけに、多くの国民の支持のもと実現することになった天皇譲位。しかし振り返れば、保守系の政治家や評論家の間では、天皇

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 三分の一程読んで後は読ま無かった。読むに値し無い愚論だからだ。

 「人間天皇」が国民に「ウケる」のは、国民が天皇に未だ「権威」を認めて居るからである。極端な話、譬えば、其の辺の「おっちゃん」が天皇と同じ行動をしても、国民は有難みを感じ無い。 「権威」は人々を服従させる力を持つ。其の効果を「ミルグラム効果と言い、其の権威の効果を実験したものが「ミルグラム実験 - Wikipedia」であるといわれてる。

 「権力」と「権威」は似て非成るもので在り、「権力者」と「権威者」への服従の仕方は異なる。「権力者」の人々への服従のさせ方は、 " 強制力 " を伴うが、人々は「権威者」を " 信頼 " して服従する。明治維新が最終的に天皇を担いだのは、「権力」で人々を従わせることが早晩「権力者」の破滅に通じるからである。「権威」を人々に植え付けるには、人々を「権威」に服従させる " 仕掛け " を要する。「権力」は物理的強制力で人々を従わすものでとも言えるから、力、詰まり強大な武力を持てば、「権力者」と成れるが、「権威」を人々が承認するには「権威者」への人々の " 信頼 " の「承認」を要する。

 或る分野での「権威者」は、其の分野で人々に卓越した能力の実証を要するものであるが、天皇が持つ「権威」は全く別なものである。詰まり、先に掲げた「承認」とは、本来「日本民族と言う " 閉鎖的集団 "」に " 利益 " を齎すことに対する期待感への「承認」であり、其れには一般人と違う「拠無い」と思わせる資格が必要なのである。従って、天皇に相応しい「格式」が無ければ成らない。此れが、前述した「仕掛け」には、此の「格式」が重要な意味を為す。「男系でなければ成らない」というのも「格式」を認めさせる「仕掛け」と言える。

 以上、天皇制は、「格式」を認めさせる「仕掛け」を要するのであり、天皇が一般人と同じ人間ならば、人々は「国民の象徴」として「其の権威」や「有難み」を認め無く成るのである。


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