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【トイレまで小保方氏深追いしたNHK、右手けがで実験に“支障”…「集団リンチ」と代理人を激高させたN

2014-08-01 23:01:56 | 人権

トイレまで小保方氏深追いしたNHK、右手けがで実験に“支障”…「集団リンチ」と代理人を激高させたNスペの顛末
8.1 07:00 [STAP細胞]

>>http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/topics/west_economy-23426-t1.htm

 ニュースとなった出来事で関係者に話を聞き、物事の真相に迫ろうとするのは取材の定石だ。しかし、STAP細胞問題に切り込んだ番組で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)に“突撃取材”を試みたNHKの取材は、結果として小保方氏が負傷し、映像もお蔵入りとなる後味の悪い結果となった。小保方氏の代理人は、取材を避けるために小保方氏が逃げ込んだ女子トイレまで取材班が追いかけるなどの行為があったとして「『まるで犯罪者扱いだ』と(小保方氏が)強い精神的ショックを受けている」と猛抗議。NHK側は即座に謝罪に追い込まれた。ただ、番組自体は放送された。この番組…
 ニュースとなった出来事で関係者に話を聞き、物事の真相に迫ろうとするのは取材の定石だ。しかし、STAP細胞問題に切り込んだ番組で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)に“突撃取材”を試みたNHKの取材は、結果として小保方氏が負傷し、映像もお蔵入りとなる後味の悪い結果となった。小保方氏の代理人は、取材を避けるために小保方氏が逃げ込んだ女子トイレまで取材班が追いかけるなどの行為があったとして「『まるで犯罪者扱いだ』と(小保方氏が)強い精神的ショックを受けている」と猛抗議。NHK側は即座に謝罪に追い込まれた。ただ、番組自体は放送された。この番組に対しても、代理人は「見るに堪えない偏向番組」と手厳しく、刑事告訴も辞さない姿勢だ。

「ロビー中逃げ回り」 小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士によると、小保方氏がNHKから突然の取材を受けたのは7月23日の夜だった。
 神戸・ポートアイランドにある理研発生・再生科学総合研究センターで進められている検証実験の準備を終え、小保方氏が退勤したのが午後8時ごろ。
 この日午後5時半ごろ、理研周辺にマスコミ関係者が手配したとみられる複数台のバイクが止まっていることが確認されたため、タクシーで理研を出た小保方氏は、いったん神戸市中心部にほど近いホテルに立ち寄った。
 取材を避けようと、小保方氏はこのホテルの女子トイレに午後9時ごろまで身を隠したという。ところが、トイレから出た小保方氏に、ロビーで声をかけてきたのが「NHK」を名乗る記者とカメラマンら5人だった。
 小保方氏は再び女子トイレに逃げ込んだが、取材班の中にいた女性がトイレの出入り口まで追いかけ、小保方氏の様子を電話で誰かに報告していたという。
 その後、ホテルを出ようとした小保方氏は、カメラを回しながら質問を投げかける取材班を避けようとしたが、下りのエスカレーターでカメラマンに上下を挟まれ、退路を断たれた状況に。小保方氏はエスカレーターを逆走してロビーに逃げたものの、「ロビー中を追いかけられた」(三木弁護士)そうだ。

 結局、小保方氏はホテルの従業員に助けを求め、従業員の誘導でホテルから脱出できたのは、午後10時ごろだった。
カンカンに怒っています
 23日夜に小保方氏から連絡を受けた三木弁護士は、すぐさまNHK側に電話で抗議した。24日には、報道陣に対し問題の顛末(てんまつ)を明らかにし、「強要罪に当たる取材行為には、断固抗議する」と強い批判を行った。小保方氏はこの日朝、三木弁護士に電話で「たまらない。まるで犯罪者扱いじゃないですか」と憤ったという。
 理研も同様に抗議し、NHK側はこの日正午前に大阪放送局の幹部と取材記者ら3人が三木弁護士の事務所を訪れ、三木弁護士に対し「取材手法として行き過ぎがあった。厳重に指導します」と謝罪したという。
 NHK広報局も「小保方さん本人に事実関係を確認したいことがあり、取材を試みた。取材で小保方さんにご迷惑をおかけし、おわびする」とのコメントを出した。
 24日夕、三木弁護士は「NHKから丁寧なおわびの言葉があった」としながらも、小保方氏はこの日になっても体の痛みがひかず、神戸市内の病院で診察を受け、首や右腕のけがで全治2週間と診断されたことを明らかにした。追いかけられた際に取材班ともみ合うなどして、負傷したとみられている。
 右手のけがは実験に支障が出かねず、三木弁護士は「『非常に悔しい』といって、カンカンに怒っています」と小保方氏の心境を代弁した。
視聴率は10・6%
 問題の発端となったのは、NHKスペシャル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」(27日午後9時)だった。
 番組の取材班は小保方氏に対する複数の質問を三木弁護士にメールで送ったが、22日に回答を断られていた。「寄せられた質問を見ても敵意に満ちていた。検証実験に専念させたい思いもあった」と三木弁護士はいう。
 この結果が、翌日の小保方氏直撃取材につながった可能性があるとみられる。
 NHKはホームページなどで「番組では、独自に入手した資料を専門家と共に分析」「関係者への徹底取材を通して論文の不正の実態に迫る」などと予告していた。
 これに対し、放送前からインターネット上では「不正があったと決めつけている」などとする疑問の声も浮上。小保方氏が負傷したことが明らかになった後は「放送をやめるべきだ」「STAP問題とは別に、こんな取材は許されない」という批判も飛び交った。
 しかし、23日夜に撮影された映像は使われなかったものの、27日に予定通り番組は放送された。
 番組では、当時理研に勤務していた山梨大の若山照彦教授が、STAP細胞由来のSTAP幹細胞から、万能性を示す「キメラマウス」の作成に成功した際、小保方氏の実験ノートにはその記載がない点に疑問を投げかけたが、「実験成功の記述はどこにあるのか。小保方氏に文書で質問したが答えは返ってこなかった」と伝えるにとどまった。
 ただ、分子生物学会のメンバーらがSTAP論文を分析し、140点ある画像やグラフの7割に、何らかの疑義や不自然な点があることを指摘したり、論文を掲載した英科学誌「ネイチャー」編集長のインタビューを初めて紹介するなどし、視聴率は10・6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)に達した。
 ただ、番組を見た三木弁護士は28日、「これまで小保方氏に批判的なコメントをしてきた研究者ばかりを集めて議論させるなど、偏向している。見るに堪えない番組」と酷評した。
 また、三木弁護士が番組の責任者に番組内で公式に謝罪するか見解を求めるメールを送っても、返信がないなどとして、憤りは収まらない様子。日頃は温厚な態度で押しかける報道陣の取材に応じる三木弁護士だが、こう言い切った。
 「小保方氏にとって検証実験が最優先。時間のロスが生じるので慎重に考えるが、強要罪による刑事告訴を含め、何らかの対応を考えざるを得ない。NHKが集団リンチの先頭を切っている」


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