魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【日本民族が排外主義なのは国際法や国際政治上当然なことである。】

2016-05-17 00:09:18 | 国際・政治
 「国家の三要素」とは、「領域」、「国民」、「国家暴力」を言う。「領土」、「国民」については説明を及ば無いが、「国家暴力」を説明すると、「所謂、主権のことで、正統な物理的実力のことである。此の実力は、対外的・対内的に排他的に行使出来なければならない、詰まり、他国の意思に左右されず,自らの意思で国民及び領土を統治する権利主権的でなければならない。」と言うことに成る。

 上をも少し説明すると、国家とは、「権力が領域と人民を内外の干渉を許さず統治する存在である」と捉えられている。領域に対する権力を領土高権、人民に対する権力を対人高権と言い、国際法上、此れ等の三要素を有するものは国家として認められるが、満たさ無いものは国家として認められ無い。更に、国家存在の要件として諸外国の承認を加える考え方もある。

 現代の民主主義国家については、権力が社会全体の構成員に合法的に与えられ国民が権力を所有し行使するという政治原理に基づく政治形態を採用する国家が多いが、其れが建前だけの国家も少なく無い。

 孰れにせよ、国家は国民同士の相互扶助を保障しする運命共同体で、其の要件から本質的に排外性を持ち、同一の価値観を持たなければ国民同士の相互扶助は不可能であるので、国民の同質性が重要と成る。米国や中共の様に多くの民族や人種で混成される国体の国家もあるが、日本の様に先祖代々共通の歴史や伝統を受け継ぎ、共通の道徳観や倫理観や生活信条を持って居る単一民族国家は、国家としては理想的である。

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