「訪れ」

Illustration「sumire」

小道行く散歩道
枯れ葉の中に
ひっそり顔を出した

タンポポの囁き

　春ですよ～て

告げている如月
佇みて見つめ

　春なのだね・・・と
語りかけ
ふと見上げれば
青空が広がっている。


「春だよと　顔を出しているタンポポ　語りかけて見る　空は青空」




「蒼宙の
　　月に憧れ
　　　寄り添う星屑
　　　　　あなたと共に耀いていたい」

愛感情

Illustration「戯れ」


愛に戸惑いて

人心は自己しか見ない
他の存在を拒否
観ようとしない部分も
それは
心に宿る嫉妬
からなのだろうか

愛が生まれて
始めて見た
君の瞳に
恥じらいた僕
何も言えず
そしらぬふりの
僕がいる
ただ心に背いて！


「蒼宙の
　　月に憧れ
　　　寄り添う星屑と
　　　　　あなたと共に耀いていたい」

闇に咲くサクラ

Illustrationは「薔薇の食卓」


出逢い系サイトの載せられていた
私の情報に、届くメール

サクラなる人は報酬を得ているのだろう
仮想の話は大きな妄想

踊る言葉もフォトも
誰のものか分かりはしない

判らないから誘うだけ誘い
ドタキャンと逢う気は元々有りはしないのだから

サクラが出逢い系で咲いている
言葉未熟に作り出す才能

届くメールを読むのも楽しい
返信することも逢う事のない

しかし何処かに見える人間模様
読むのは楽しい・・・

私は小さなのぞき窓から
垣間見ている・・・

私は悪趣味自覚している
それでも脱会はしない

私も寂しい人間なのだ
君も嘘に騙されてはいないか・・・

”””””
”””””
”””””

「藍色に浮かぶ
　　　冴える月寒く
　　　　　月に憧れ我星と寄り添う」


文書やフォト＆イラストの権利は管理人にあり持ち出し転用は総ての作品でし禁止でと致します

「不確かな存在」

君の言葉は誘惑と

僕の言葉誘いに

言葉だけの会話は

飾った言葉が並ぶ

真実なる虚偽か

想像は無限に

楽しく過ぎる時

言葉の向こう側

繋ぐ僕も偽

信じた振りして

言葉が一人

思惑を抱き踊る・・・・





「藍空に浮かぶ

　　　冴える月寒く

　　　　　月に憧れ我星と寄り添う」

「Rain in February」

2月に降る
優しい雨

真っ白な雪に
吸い込まれ

君の心の中へ
沁み込んでゆく

殻を溶かさず
心に沁みる
君の優しさ

凍てついた心
涙に溶けて

あなたが恋しいのです。
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　　　　”
　　　　”
　　　　”

「夜空に浮かぶ
　　　冴え渡る月光
　　　　　　月に憧れ瞬く星屑となりたい」