「囁きまほろばに」

☆☆☆Illustration「垂れて瓢箪」☆☆☆

「囁き」

風をさえぎる木立に囲まれ

囁きが訪れ届く部屋に

木立が揺れて爽やかに

緑風運び来たりて

風と木の葉の戯れ

爽やかなりし爽やかなり

一時の夢の中入り込みて

夢幻とうたた寝る。

☆

☆

「うたたねを　誘い来るように木の葉揺れ　風の囁き　緑風なる」

☆
「蒼宙に浮かぶ
　　　冴えわたる月
　　　　　　　　　　　　憧れて我星屑とならん」

「愛する人へ」

☆☆☆Illustration「血の涙」☆☆☆

私の心に君は居るのに
愛しても逢う事叶わず
逢いたくとも身体が許さず
逢いたいと君は言う
逢いたくて狂いそうだと

君の夢見る僕は
何時も一人思う
恋しいよ逢いたいよ
抱きしめたくて
いつも君に思い寄せ
今も綴る言葉に
涙が滲み落ちます

「君姿　君の思いが独り占め　僕に宿りて　逢えない君へ」

「蒼宙に浮かぶ
　　　　　冴えわたる月
　　　　　　　　　　　　　　　憧れて我星屑とならん」

「心の言葉」

☆☆☆Illustration「一時夏の夜」☆☆☆ ☆☆☆
  悩み苦しみ生きて 　　　　　　　　   姿容は綺麗なれ　　   心の姿表して　　   崇高に　　　   醜き心潜む　　　   汝の心乗り越え　   真実心　   映す水鏡　   聡明に　   心の言葉に問い　   あなたに伝えん　   我が願いなる　   愛しき人となれ！　　   ☆　  
☆　  
「空模様　日替わり行きて　我迷う」 　　
☆　　  
☆　       「蒼宙に浮かぶ　  
　　　　　　　冴えわたる月 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　憧れて我星屑とならん」