☪ ★ ☪ illustrationー何処へ」 ☪ ★
「我心」
鶯鳴きて穏やかな陽
雉鳴きて裂く清明地
香り漂う白梅なるも
紅梅なるか知りもせず
鳥のように青い大空
飛びたいと叫びながら
過ぎた想いの中を辿る
「一人寝に 大地の息吹 我も飛びたし 蒼き空を」
☪ ★ ☪ illustrationー何処へ」 ☪ ★
「我心」
鶯鳴きて穏やかな陽
雉鳴きて裂く清明地
香り漂う白梅なるも
紅梅なるか知りもせず
鳥のように青い大空
飛びたいと叫びながら
過ぎた想いの中を辿る
「一人寝に 大地の息吹 我も飛びたし 蒼き空を」
☪ ★ ☪ illustrationー「誰降臨也」 ☪ ★
「君夢の中」
眠りに誘われて
春霞の中の君は
憧れの人に似て
淡い桜色移ろう
君姿桜色の中へ
紛れ夢人君恋し
今宵も君待つつ
宵の中酒を煽り
微笑みの君待つ
我夢追い人なり
「春眠に 恋しき君に逢いたくて 夢にまどろむ 愛しき花よ」
☪ ★ ☪ illustrationー「夢山桜色」 ☪ ★
「お囃子」
異常に寒き宵に
我佇み見る幻想
古都提灯揺らし
屋台がきしみて
街角を廻り行く
この地桜今少し
遅く咲く北国に
春を告げお囃子
華やかに優雅に
幻想に通りゆく
春の訪れを待ち
新欲今通りゆく
春を告げお囃子
の声が響き渡る
絢爛豪華祭屋台
山里に舞うからくり人形
群衆の歓び驚く声が響くる
「雪国の 春を呼びにし祭り行く 陽光キラリ 春を告げ行く」
いつも訪問頂き有難うございますm(._.)m
明日からしばらく休みます27日頃まで休みます_(_^_)_
☪ ★ ☪ illustrationー「無題」 ☪ ★
「気だるい愛」
あなた何を呟いているの
愛も甘い恋だけじゃないと
わたしを抱きながら囁いた
あなたは何を考えているの
ただ抱かれるだけの貴方の
女じゃない私の心の中には
気晴らしだけの愛なんて要らない
淋しさを紛らわす関係なの
私はいつでもサヨウナラと
未練なんて私は思わないわ
ただ寂しさを埋めるだけの
うわべだけ心無い愛なんて
そんな恋なんて愛情なんて
私はいつでも消せる女なの
わたしの心は愛に溺れない
私の心は春に解放される
歓びは楽しい桜色の恋なの
だから桜のように清く散れる
いまも消せる偽りの愛なんて
浮かれだけ一時の愛なんて
春風が運び来て運び去る愛
愛は気まぐれ春風に乗って
消え去る気ままな愛なのね。
「恋なんて いつでも消せる愛だって そんな心に 愛留まらず」
☪ ★ ☪ illustrationー「無題」 ★ ☪ ☪
「穢れ無く」
穢れ無き雪に覆われた
世界を汚す汚色は滲む
朝陽に照らされ輝く
真っ赤な夕陽に輝く
青空映し跳ね返して
お前は何色に染まる
汚れ知らない清流の
新緑に包まれながら
「白き野は 自由に染まり変わりゆく 誰ぞ汚すか 穢れ無き空」
☪ ★ ☪ illustrationー「幻想」 ★ ☪
「心変わらず」
雪が降っても
雨が降っても
嵐が吹いても
貴女への思い
愛は変わらず
私の心に灯り
永久に照らす
拠り所の灯り
貴女への愛が
変わらないと
君を愛している
「風運ぶ 春の陽気に誘われて 恋する心 芽生えの季節」
☪ ★ ☪ illustrationー「無夢」 ★ ☪
「心に桜」
桜の花がちらほらと
咲き始めて思い出の
あの頃の君を思い出す
恋も愛も桜に似て
咲き誇り散る儚さ
淋しさ辛さ悲しみも
桜君に託し思う季節。
「儚きを 清いと感じ見る桜 散り染め行きて」
☪ ★ ☪ illustrationー「春風」 ☪ ★
「思いは通らず」
野山草木が芽生える
春と言うこの陽気に
晴れぬ心に霧かすむ
明日が見えない心中
何故と問う青き空に
桜散るを哀れと涙す。
「春霞 何故我が心 留まるのかや 誰に尋ねん」
☪ ★ ☪ illustrationー「春かも」 ☪ ☪ ★
「春風に誘われて」
桜咲いたと届く便り
並木道を桜の花びら
春風に吹かれ香る
君の長い髪が頬に触れ
甘く誘う粋な春の風
僕の恋心をくすぐり
好きだよと呟いていた
散る桜私も好きなの
君が言った散る桜と
青空も桜も好きだけど
君が一番好きなのだよ
見上げて微笑み
掴んだ手を強く握って
私もあなたが大好き
君の笑顔が桜の
妖精のように感じて
頬にキスした桜並木道
「花色に 青空染めて風に舞う 君の笑顔に 桜微笑み」
<!-- Roxette - The Best -->
☪ ★ ☪ illustrationー「思いはモノクロに」 ☪ ★
「時に流され」
時は気が付かぬままに
過ぎてゆく多くの物を
連れ去って過ぎてゆく
戻せない過ぎたときに
今年も桜が儚く散り行
忘却の彼方に忘れ去る。
「時去るも 忘却の中花吹雪 何故に早くも 過ぎ行く日々に」