★★★irasuto「夏の海」★★★
「海」
雨降りて蒸し暑くも
夏は過ぎ行く海辺
泳ぎ海へ陸見えず
高波に乗り浜見えて
慌てて帰り泳ぐも
潮に流され辿り着く
遠き浜過信に反省
波が海へ呑み込む
母なる海狂暴なり
過信は命を亡くす
文月の終わりに。
「波有れば 沖へ流され浜遠く 過信は死へと 母なる海か」
★★★irasuto「夏の海」★★★
「海」
雨降りて蒸し暑くも
夏は過ぎ行く海辺
泳ぎ海へ陸見えず
高波に乗り浜見えて
慌てて帰り泳ぐも
潮に流され辿り着く
遠き浜過信に反省
波が海へ呑み込む
母なる海狂暴なり
過信は命を亡くす
文月の終わりに。
「波有れば 沖へ流され浜遠く 過信は死へと 母なる海か」
===irasuto「仏」===
「解りなぞしない」
悟りなぞ
知りはしない
理解もしない
まして命の重さなぞ
考えもしないと
虚勢を張る
虚しくも
暗闇永遠の無を
恐れているのだろう
心の片隅で!
「今在るを 考え想う事多く 死して無なれば 今を恐れる」
===irasuto「野」===
「蝉」
闇の地から這い出て
地上で羽化して鳴く
暑き鳴き声尚熱く
数日泣き呼ぶ種の為
燃え尽きて地に落ち
蟻が群がる命の循環
総ての生き物は繋ぐ
種を残す為命は送る
種の未来へ繋ぐ為に
短く燃え尽きる蝉
「夏の虫 地上に生きて鳴き終えて 儚く死すも 種を残す為」
===irasuto「無題」===
「夏の夜」
月光に照らされ波が光る
宙には悠久の光りか瞬く
海に落ちて波間に光りし
星の光は数億光年前の光
今見ている砂浜に寄せる
波音は寄せては引く波に
宙から届くのは悠久の光
遥か遠い過去からの光は
過去と現実混沌と混ざる
静かな瞬きに夢を求めて
心は古にと求めてロマン
「潮風に 吹かれて浜辺歩く空 貴方の様に 星が煌く」
===irasuto「無題」===
「夏の思い」
暑い夏が今年も訪れ
昨年の夏は寂しかった
一人で過ごした夏に
この夏は貴方と二人
潮風に吹かれて
夕暮れの砂浜歩く
緑の茂る夏山も良いよ
貴方と一緒なら
それだけで楽しい
心優しい思いで頭の中
満たされているわ
楽しい夏の思いで
愛しい貴方と過ごす
夏の太陽輝いて
心が熱い夜だから
あなたの心求めていた
ただ純粋に優しい
止まり木かも知れない
「熱き愛 暑き太陽溶けそうに 貴方に抱かれ 心求めた」
===irasuto「夜に呼ぶ」===
「青き惑星」
晴れた日は
外に出て緑の空気
吸い込んで
青葉の下を走る
曇りの日は
静かに散歩道
ゆっくり歩きたい
雨の日は
傘を舞わして
湿った空気
吸い込もう
心にも潤い与えるよ
何時も思う夢
今日も窓の外に映る
霧が上がり心に碧空
見詰める景色優しく
静寂に我心穏やかに
天を仰ぎ感謝青き惑星に
ありがとう・・・と言う
「心無に 瞳澄みにて緑なる 大地に願う 怒り鎮めよ」
★★★irasuto「宙」★★★
「愛は偽り」
何時までも離れないよ
いつまでも腕の胸の中
貴方は居続けると約束
腕の中よりスルリ逃げ
何処に居るのだろうか
愛は永遠と言ったよね
それなのに今誰の腕に
抱かれているのですか
誓いを破って置き去り
薄情だったといまさら
気づいても如何しても
心変えられない憎い人
「熱き恋 永久に続くと夢見てた 何処へあなたは 愛を失くして」
★★★irasuto「葛藤い心」★★★ 「惰性は苦痛」 人生と言う短い時間を 日常的なネット依存症に 奪われ無駄な時を過ごす 世の流れが時代の生き方 人々は言う時に流れに 乗り遅れてはならぬと こぞってブログを持ち ツイッターとして発信 立ち止まり考え見れば 何と無益な労力だろう ネットと言う麻薬に 犯されてモニタの前で 今もタイプしているのは 無駄なエネルギーの 放出をしている私が 己を哀れに感じられてきた 一日の過ごし方は 命が永遠に続くと 間違っていた 今の数秒先も解りはしないのに 「無益なる 無駄な消費に呆ける モニタ見ている 無益な消費」
★★★irasuto「無題」★★★ 「君へ」 寂しいと人恋しいと 心が叫び泣いている 尋ね人絶えて幾歳月 君淋しかろうと思い 私は言葉を探しても 涙する日々に生きて 悔いる意味に励まし 失いし命今も此処に 心裂けても 涙は血潮となって 赤い血は激流と体を流 僕は君を守る為留まる 「咲く花に 鳴き来る鳥也 面影也」