今にして

「see you」




視線を感じる大気

呟くお前の愛誰と

一陣の風に揺れる

弱き草花のように心

どこからか君の瞳が

私の求めを聞いて

伝えたい愛がある

私は君に語りたい

君だけをお愛して

君だけを見つめて

幸せだったあの時

黙って見詰め合う

声無き心が伝わり

君の声が聞えた

今君の声求めて

心を静め待っている

君の優しい眼差しを

see you　see you

愛する君よ永遠に





「瞳閉じ　天地の声を聞いている　紫陽花雨に　心濡れ我」
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、

[北へ」

★★★illustration「風」★★★



「愛は北国へ」



あなた求めて何処までも

南の果てから北の国まで

捜し歩く私はカゴメ

北の海では海鳥が鳴いて

愛しい恋人求めています

夜汽車に揺られて日本海

あなたが辿った町を

私はいま追いかけています

遠く遠く離れてもあなた

私の恋は愛はあなた求めて

旅立つ南のこの国から

あなたの住む北の街へ






「尋ね行く　海鳥に聞き日本海　貴方の姿　追いて北国」
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illustrationのネタが切れてきます（汗.

「捜して白い街」

★★★Picture「街」★★★




「探して街角」　



君を求めて降りた駅

この町は白く広く

訪ね何処へ行けば

君に逢える

Please look for you.


宛ても無く何処に

偶然に会える気がして

広すぎる街角に

君が佇んでいそうな

気がして

Please look for you.


宛てなく歩き疲れた

この空の下君がいるのに

逢えないね無理だよね

恋人達が笑顔で通り過ぎてゆく

Please look for you.
逢いたくて

Please look for you.
だきしめたくって








「白い街　君が居るのに捜せない　君に逢いたく　抱きしめたくて」

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i人軌道

★★★★Illustration「瞬きに夢咲く」★★★★




「我誠なる生き様」




私は探し求めている

心の抱く光りなる

輝き浮かぶ天なのか

心の潜む黒き欲望

重く沈む地の底か

私が私で在る為に

求め迷う天と地に

何処に私の居場所が

在ると言うのだろう

理想成る天神と

欲望なる地獄の

悪魔なのか我は




君は何を求めて

生きて行くのか

真実なる欲望は

人間それぞれの

心に宿り支配する

人ゆえに光と影を

併せ持つ人間だから

私は私と生きてゆく

ただ在るがままに

この命消えるまで

私は生きてゆく

私の軌道なれば

軌道途切れるまで走る







「真実の　人なる心醜くて　蒼天にあり　夜空に在りと」
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。

自己

☆☆☆☆Illustration「仏」☆☆☆☆



「if命」


知り人の死と向かい合った時

哀しみが襲う辛くって

我が身を思う死は闇恐怖

私は死を恐れ怖いのです

他人の死は受け入れても

いつか訪れる命の終わり

現実から逃げ出したい

私は死が怖い死は無であり

思考も存在しない無の世界

怖さも痛みも無い無に化す

と知っていても終わりは

寂しく悲しいのです

現実から消え去る事が

今ある私には恐れです




「何時までも　生きていたいと死は恐怖　慄く姿　牡丹が笑う」

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お前

☆☆☆☆Illustration「イメージ欲愛」☆☆☆☆



「雨と柔肌お前に」



雨の音と君の囁き

私を惑わす妖しい瞳

甘き言葉は切なく

絡みつく指と指

しっとり濡れた肌

冷たくまといついて

白蛇が奪う心は甘く

狂う甘美に誘われて

愛しさ募り流されて

雨音激しく奪う白き肌

誘う夢の中に二人

一つと溶け合い溺れる

露に似して君柔肌を

何時までも抱きしめん

君優しき柔肌求めて。





「雨肌の　肌を絡めて白蛇なり　瞳妖しく　雨音響く」

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「大地の嘆き」

☆☆☆☆Illustration「夕日」☆☆☆☆



「大樹の嘆き」



雨上がりに招くは誰

汚れた滴落として

嘆きの声は呼んでいる

風に揺られて招いている

小高い丘に立つお前

幾百年と見て来た人

今伝える大樹は言う

過去は未来を語ると

嘆いて愚かな人間よ

静に語る過ぎし日々を

過去に学ばないのは

愚弄なる未熟なる人

繰り返す悪行悲劇なり

水楢の大樹は嘆いて

天地の汚れは命奪う

私を招き語り諭す

眠りの中で語りかける

幾百年と生きて

同胞の嘆きが聞えると

今して戻らない汚れた

雨後の晴れの大気の

天地と空の嘆きは

地球に生きる総て成る声。





「枯れ行くも　大樹生きて伝えんと　愚かな人よ　如何に生きよと」

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思考私Ⅰ

☆☆☆☆Illustration【渇き２】☆☆☆☆



「私Ⅰ」



私が私で在る為に

自己を求める孤独

私は私の個を柔らかく

柔軟に受け止める

私と君は違うから

他の人を認める

その中で私を求め

如何に在るべきか

考えている私

個としての自由

人間の中の自由

私を縛事出来ず

体を縛れども

心は束縛出来ない

たとえ闇夜が訪れも

心の灯火は消せない

私の意志は私だから。






「心まで　縛る縄無し　自由に駆ける　雨あがる空」
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思考私Ⅱ

☆☆☆☆Illustration【渇き】☆☆☆☆



「私Ⅱ」


私が私で在る為に

戯言に迷わず

孤独なれども

私は私である為

過去を消して

心は今にして

虚なれと誰が

本当の姿私を

裁くと言うのか

聖なる人の嘘に

誰が正義と言う

醜きは人心に

生まれ裁きの手

我に宿ると言う　!





「正しきは　存在せずに今にして　欲望なるは人姿　白ユリ染まる」

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赤い糸の先

☆☆☆☆Illustration「少女沙羅」☆☆☆☆


「求めて」



希望なのか

夢なのか

彷徨い訊ね

行く先に

君がいる

未だ知らぬ人

赤い糸引く





「今知らず　出会い求めて　春が行く」

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