★ illustration-「無題」 ★
「惚れて」
何を求めて生きていると
飲む都度呟いていた
伏せた瞼に滲む涙溜め
帰りたいと行く宛もなく
何かを求めていた
哀愁に思いを込めて
生きるって辛いのと
寂しいと唇噛んで
遠くを見つめていた
深夜の酒場夜窓に映す
お前をただ抱きしめ
酔って酔い潰れて
抱きしめていたい
惚れた女を思い出す。
「強がりを 言葉にしても悲しみは 消せない瞳 虚ろに泣いて」