風のように天の人

フォトとイラストに託し時々森羅万象の心に自由な言葉綴りを心に求めて【注 文書&イラストは持ち出し転用すべて禁止です!

2009年06月25日 09時52分00秒 | Weblog イラスト・自由詩
☆☆☆illustration「迷い風」☆☆☆



「風触れ抜けて」

風に絡まる水

じっとりと肌に潤い

からりと晴れて太陽

ぎらつき浮き出る汗も

乾く肌への潤いか

爽やかに通り逝く風

夏の終わり告げて

北風を肌で感じる

晩秋の宵は

絡まる肌に快く

碑と恋しいと秋の虫

ぴゅぅぴゅうと

聞こえて風が吹く

寒さに耐えて

恋しさを耐えて

春待ち早過ぎ来た

一年を振り返り

我如何に過ごしたか

反省も三日坊主と忘れ

今日は今日の風触れゆく

風は時に巡り来る






「蒼中に月輝きて
    道行く先を照らす
         碑と恋しさに急ぎ足
                   見上げた三日月に星綺羅めいて」

2009年06月19日 11時05分41秒 | Weblog イラスト・自由詩
☆☆☆☆Illustration「風に吹かれて女」☆☆☆☆!



憂鬱な日々が続く

季節は梅雨に

雨に流された木の葉

大要に照らされ

輝いて空は青い

小鳥が行き交う

木立も爽やか

一人佇み見上げる

空に雲浮かぶ

穏やかな日に・・・





『風緑 爽やかに風渡り来る 
        瞳を閉じて 夢空間へ』 


「夜空に浮かぶ
      月さえも隠れて
             梅雨の夜は寂しい」

2009年06月15日 12時01分26秒 | Weblog イラスト・自由詩
命ついえて泣く




良い友だったお前

昨日愛犬が死んだ

苦しそうに体全体で呼吸

ハンカチに含ませた



閉じかけた口に

水滴を落とす

悲しみの中潰えた命

共に過ぎた10年11ヶ月

お前は死んだ

さようならなのか

か弱く二度吠えた

お前が死んだ

お前が死んだ






「夜空に浮かぶ
   月に寄り添う
           星となり輝くだろう
                     お前は召された天へ」

伝わぬ言葉

2009年06月10日 10時39分19秒 | Weblog イラスト・自由詩
☆☆☆☆☆illustration「届かぬ願い」☆☆☆☆☆




声も出さすに

じっと見つめる瞳は

涙の流れた跡

言葉無くとも

判っていると思っていた

でも

お前が流す涙

体が病に侵され

痛くとも辛くとも

悲しげにみつめるだけ

話が出来るのなら

総てを聞いて

出来る事してあげるのに

何処までも届かぬ思いは

悲しみに矢は心を射て止まる。






「我月に憧れ
          夜空の星に囲まれ
                     冴えて輝くお前に願う」

過ぎゆく時

2009年06月02日 16時42分27秒 | Weblog イラスト・自由詩
★★★illustration「廃絶」★★★







「只過ぎて時」

6月に入り思う

早いと

何かを行う事無く

過ぎゆく日々は

僕の生涯思うと

大事な時間なのに

無駄に過ごしている


何も無い時間


今日も無駄に終わる

大切な時間が消え

大切な一日で在るにも拘らず。







「蒼宙に浮かぶ
    冴えわたる月
              憧れて我星屑とならん」







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