風のように天の人

フォトとイラストに託し時々森羅万象の心に自由な言葉綴りを心に求めて【注 文書&イラストは持ち出し転用すべて禁止です!

「心の戯れに242」

2012年04月28日 10時59分12秒 | Weblog イラスト・自由詩

 irasuto「桜に」 

 

「貴女と桜」

 

風が吹いて花が舞い散る

待ち侘びた憧れの花

桜の花が咲いた

淡いピンクは清楚に

優しさを誘う初々しく

 

花びらが舞う青空の下

あなたと歩く桜の下は

幸せが待っているようで

あなたと歩くそれだけで

歓びに心は華やいた

 

桜の下であなたと踊り

桜の花びらのように

ひらりひらりと踊る

この木の花の妖精の様に

貴女は愛しげに地を見ていた。

 

 「春が来て 憧れの花咲き誇り 青空に伸び 花色に染め」

 

 

 

 

 


「心の戯れに241」

2012年04月25日 23時01分26秒 | Weblog イラスト・自由詩

☪ irasuto「無題」 ☪ 

 

「潔事」

 

咲いて今盛りなる華なれば

 

時過ぎて散りゆく此の華の

散りゆく姿は醜くて悲しい

椿の花にも似て清く散りたい

 

可憐に咲き綺麗の侭に散るを

願う究極の美学なのだと言う

 

命の終わりは綺麗に清く散る

その様に有りたいと願うのは

 

憧れる花が桜ゆえに生まれた

我が心の思いの美学でもある!

 

 

「散る花に 重ね見入る我命 醜く生きる 求めず消える」

 

 


 


「心の戯れに240」

2012年04月24日 10時51分36秒 | Weblog イラスト・自由詩

☪ irasuto 「春天」 ☪

 

「春雷」

 

青天の霹靂なるか

青空に突如現れた

黒い雲空に広がり

稲妻が空を駆けて

雷雲が轟き吠える

 

降り出した雨は

勢いを増して地を叩く

春の嵐か木の芽呼ぶ

恵みの雨が降る

春を呼び出す空の雄叫び

 

 

「春を呼ぶ 雷神走り光射る 轟く響き 春を告げる也」

 

 

 

 

 


「心の戯れに239」

2012年04月21日 16時38分40秒 | Weblog イラスト・自由詩

irasuto「変わり逝くもの」☪

 

 

「変わり逝くもの」

 

桜の花が咲いたと言う

桜の花が散ると言う

 

幾度過ぎ去ったことだろう

それでも変わらない

 

同じ想いで今日も過ぎる

明日も変わらぬと信じて

 

明日の事は判らないのに

それでも明日が来ると疑わず。

 

「この命 永久に続くと疑わず 今日を眠りて 目覚めが来ると」

 

 

 

 

 

 


「心の戯れに238」

2012年04月19日 16時12分42秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「涙」★

 

「涙」

 

頬を伝うひとすじの涙

君の悲しみを伝える

少女よ涙の訳を教えて

何もできない私だけれど

私も一緒に泣きだろう

 

少女よ 頬を伝う涙よ

悲しみに耐えているのだろう

 

少女よ 君を励ます涙で

少女よ 君と一緒に

悲しみを乗り越えませんか

傷付いた心涙で洗い流そう。

 

「傷付いた 悲しみを洗い流して 青空の下 笑いませんか」

 

 

 

 <!-- Hannah Fury- Sweet Heart  -->

 


「心の戯れに237」

2012年04月18日 15時15分01秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「無題」★

 

「春なのに」

 

私の心の中に

強い風が吹いて

私の心は乱れて

荒海の小舟のよう

荒らしの中に

投げ出された心

 

一人彷徨う淋しさは

何処へ向かえばいいの

貴方を呼んでも

聞こえないふりして

私を置き去り何処へ

行ってしまったの

 

投げ出された心は

悲しくつらいのよ

だから悲しいけれど

貴方を憎むの

私の心は今も忘れられず

恋心擁いて忘れられない

 

「灯火よ 光り輝く星となり 闇を導き 照らすと誘う」

 

 

 

 

 


「心の戯れに236」

2012年04月16日 22時03分43秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「無題」★

 

「綴れない言葉」

 

春風が連れて去った

言の葉が紡げない

貴方への愛の言葉さえ

忘れ去ったように

囁く事さえできない

心想いを探しても

 

見つけられない

 

伝えられないこの想い

言葉が見つからない

悲しみに閉じたのは

言葉を失くした心に

湧き出る言葉の感情を

失くして綴れは出来ないから!

 

 

「花冷えに 紡ぐ言葉が閉じたのは 春風連れて 心も消えた」

 

 

 


 

 


「心の戯れに235」

2012年04月14日 16時57分00秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「無題」★

 

「陽だまり」

 

風が吹く雨が降る

雲に覆われた空は

私の憂鬱さが増す

 

青空の下千切れた

雲が流れて穏やか

私は爽快になれる

 

陽だまりは安らぎ

穏やかに心集う所

自然の恵みに変る

 

 

「天地なる あなたの懐に包まれ 日々変わりゆく 森羅万象」

 

 

 <!-- Я умер 9 лет назад...  -->

 

 


「心の戯れに234」

2012年04月12日 10時47分50秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「幻」★

 

「香り」

 

桜咲いたと便り多く

私に届いた貴女の便り

迷う思いに言葉乱れ

素直に言えない心隠し

季節の便り桜咲いたと

 

貴女の心表れた文字に

貴女を思い逢いたいと

私の心も乱れて誘い

貴女の匂い忘れない

乱れた髪を直す姿に

 

逢えば貴女を抱いて

忘れられない貴女の匂い

肌に刻んで一人眠る

悲しい貴女の肌恋しく

夜に咲く夜桜は幻想

 

 

「恋しさに 抱かれて咲いて夜桜と 咲く花匂い 夜桜残す」

 

 



 

 


「心の戯れに233」

2012年04月11日 16時27分49秒 | Weblog イラスト・自由詩

★irasuto「本を読む女」★

 

「陽光」

 

陽射しに誘われて

囀る雀集う時

あなたを思いだす

 

二人はいつも一緒

離れられないよと

言っていたあなたは

 

春の訪れと共に

去って行った

淋しいねと陽が照らす。

 

 

「陽光に ざわめく心花求め 人込み歩く あなたはいない」

 

 

 

!-- FREDERIC DELARUE - A Rainbow of Flowers -->

 


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