「春いずこに」
桜咲き花盛りに
季節は移り
歓びの声を聞けども
朝の大地は白く
北国でなく
雪国の春は
いまだ訪れず
旅立ちの時に
いまだ心閉じ篭もりて。
「雪国の 春は見えずも 心立つ」
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「春いずこに」
桜咲き花盛りに
季節は移り
歓びの声を聞けども
朝の大地は白く
北国でなく
雪国の春は
いまだ訪れず
旅立ちの時に
いまだ心閉じ篭もりて。
「雪国の 春は見えずも 心立つ」
～～～～～～～～～～～～～～～
「春いずこに」
桜咲き花盛りに
季節は移り
歓びの声を聞けども
朝の大地は白く
北国でなく
雪国の春は
いまだ訪れず
旅立ちの時に
いまだ心閉じ篭もりて。
「雪国の 春は見えずも 心立つ」
～～～～～～～～～～～～～～～
「永遠」
この身消えても
心残りし永遠にと
続く私が居るのなら
宙駆ける帆船で眠る
銀河の流れに宙を行く
誰かに伝えたい訳じゃない
ただこの胸に思い
感じるのなら
名も知らぬ星を巡りたいと
夜空を仰ぎ思う
ちっぽけな命の存在でも
星煌めく夜の宙を
羽ばたき巡りたい
我が身は消え去り
流れ星は果て無き宙をめぐる
「命枯れ 仰ぐ冬空吸い込まれ 小船で巡る 夢覚めないで」
「満月に 心射抜かれ 寒き夜」
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「気まぐれ季節」
君は帰らない
何時まで運ぶ
白い妖精なる雪
訪れる春が去り
雪が降る春に
囁く北へ帰る時に
何故迷うのかと
穏やかな春
温む水流れ
揺れる葉音
青い空が包む
私の出番と春が言う
人が狂わすのか
季節大地は不安定
たおやかな春は
何処へ向かうのだろう。
「不順なる 四季今は春雪が降る 狂った気候 人が変えたか」
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「歓び春へ」
天青く心凪ぎ
万象の歌声
命の芽吹き
聞える静寂
歓喜に響く
瞳を閉じて
穏やかに
響き来る
青き惑星
「たおやかな 陽射しは注ぎ 緩やかに」
「おまえに」
柔らかな日差しの中で
小さな白い花と咲いて
何よりも劣らず輝いていた
そっと両手で包み愛をしむ
両腕で強く抱きしめた愛
白い薔薇が汚れた
愛は真赤な紅色に
体中棘を身にまとい
汚れた心は硬く閉じた
赤く染まったままで
瞳を閉じていた
永遠に眠るおまえ
汚れた愛を知っていた
誠の愛に心がつぶされて
悲しみに嘆いたおまえ
汚れた身体のおまえを強く
抱きしめていたい
心は傷付きながら純白
おまえを抱きしめ愛しみ
穏やかな心待つ
ただ何も言わず抱く
いつまでのもいついつまでも。
「悲しみは 赤い涙が頬こぼれ 春に焦がれて 消えた如月」
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『美しい言葉』
美しい言葉には
隠され汚れた裏がある
汚れた言葉には
隠された真実がある
汚れた言葉でも
私は真実を語りたい
「世の政治 言葉汚れて醜くも 伝える言葉 真実たれと」
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「我生きて」
命あるものは
何を思い
今を
生きているのだろう
ただ過ぎ去る時を
待って
朽ちて滅びる
そんな人生
我が人生無か
「志 何時か消え去り 時に流され 只生きている」
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、
「空恋」
青い空清らかに
冷たく輝いて綺麗に
冬の空その中で
咲いていた赤い花よ
真赤な薔薇の唇に
焦がれていたあの頃
青く綺麗な空に
幼い思いで
恋に燃え赤い花よ
棘を持ちながら
待っていたお前を
恋しくて眩しくて
お前を赤く染める
私色に染まる
おまえに愛されて
幸せと思った時
熱く燃えお前の胸
抱かれて悲しくて
泣いていたあの頃には
清らかさ消えても
恋しさ心に残り
逢いたいとお前に
汚れた身体でも
恋しくて逢いたくって
抱きしめて赤い血潮
棘ある赤い花
涙に濡れているのに
今でもお前を
愛しているのに・・・
「残り火は 微かに消えずいつまでも 灯り続ける お前は何処へ」
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イラスト
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