天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

近況紹介

上場企業会社員です。 只今69歳。65歳と2か月で脳梗塞を発症、5か月間の入院を経て、6か月後に復職しました。 4年後、薬を卒業しました。通院はありません。 月に10日ほど仕事をしています。 仕事場は、自宅近くにあるサテライトオフイスです。 好きな言葉は、「着眼大局、着手小局」です。 モットーは、「実態は、現場・現物・現実・数字で確認する」です。なので、根拠は出来るだけ事実・現物を示します。 原理原則は「観察(問題点を探る)・分析(その原因を探る)・判断(緊急と根本的な対策)」です。 読書・運動・公園散歩・旅・映画館での映画鑑賞時間を過ごすのが好きです。

バカは最も尊いー坂口安吾さん

2006-08-19 13:52:51 | 言葉・文字・数
  人は恋愛によっても、満たされることはないのである。   何度、恋をしたところで、そのつまらなさがわかるほかには偉くなるということもなさそうだ。むしろその愚劣さによって常に裏切られるばかりであろう。   そのくせ、恋なしに、人生は成り立たぬ。所詮人生がバカげたものなのだから、恋愛がバカげていても、恋愛のひけめになるところもない。   バカはし . . . 本文を読む
コメント (2)

松尾芭蕉さん

2006-08-17 07:13:33 | 言葉・文字・数
夏と言えば、このひとをはずせない。   まずは、   閑かさや岩にしみ入る蝉の声。   続いて、   夏草や兵どもが夢の跡。   さらには、   しばらくは滝にこもるや夏の初め。   最後は、   月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 (時は永遠の旅人である。すなわち、 . . . 本文を読む
コメント (4)

3つの「あ」

2006-08-06 13:11:34 | 言葉・文字・数
焦らず   慌てず   諦めず   それぞれ大事な心がけを指す言葉だ。 . . . 本文を読む
コメント (2)

夏の日の歌

2006-08-06 06:46:57 | 言葉・文字・数
青い空は動かない、   雲片一つあるでない。    夏の真昼の静かには  タールの光も清くなる。   「夏の日の歌」(作詞は中原中也さん)   暑いと言っても、ここ伊豆高原は過ごし易い。心地よい風が抜ける。       . . . 本文を読む
コメント

他人と深く関わらずに生きるには 池田清彦さん

2006-05-10 04:27:49 | 言葉・文字・数
濃厚なつき合いはなるべくしない   女(男)とどうつき合うか   車もこないのに赤信号で待っている人はバカである   病院にはなるべく行かない   心を込めないで働く   ボランティアはしない方がカッコいい   他人を当てにしないで生きる   おせっかいはなるべく焼かない   退屈こそ人 . . . 本文を読む
コメント (2)

退屈こそ人生最大の楽しみである 池田清彦さん

2006-05-08 07:25:25 | 言葉・文字・数
(「他人と深く関わらずに生きるには」紹介三回目だ。いよいよ小生最大のお気に入りのテーマである)。ほとんどの動物は、植物を探して、セックスををして、子育てをしてやがて死ぬ。人間も動物の一種であるから、食うこととセックスをすることは基本的な快楽だが、それ以外にも楽しいことがいっぱいある。  人間は社会的な動物だから、他人とコミュニケーションせずには生きていけない。他人とコミュニケーションす . . . 本文を読む
コメント (2)

女(男)とどうつき合うのか 池田清彦さん

2006-05-07 07:57:28 | 言葉・文字・数
 (友を語ったら、異性のことに触れないわけには行かない)。君子の交わりが淡々としているのはいいとして、男女の交わりが淡々としているわけにはいかないかもしれない。男はなぜ女に惚れ(まれに男に惚れる人もいる)、女はなぜ男に惚れるのだろう(まれに女に惚れる人もいる)。恋愛はお互いが特別な関係であるという幻想ゲームで成り立っている。相手が諾と言ってくれなければ、このゲームは始まらない。少なくとも特別な人間 . . . 本文を読む
コメント

濃厚なつき合いはなるべくしない 池田清彦さん

2006-05-05 06:46:41 | 言葉・文字・数
 「他人と深く関わらずに生きるには」(新潮文庫)をお気に入りのお店、「花子」で読んだ。自己に響くものがあるので、紹介したい。   濃厚なつき合いはなるべくしない。君子の交わりは淡きこと水の如し。人の心は毎日変わる。但し、自分に関してだけは、どんなに変わっても、自我は同一性を主張して、私は私だと言うわけだから、自分の心変わりだけは非難しない。     究極の所は、自分の心は . . . 本文を読む
コメント

与謝蕪村 さん

2006-03-27 12:23:53 | 言葉・文字・数
   行く春や白き花見ゆ垣の隙    もっとも一番のお気に入りは 、    故郷や臍の緒に泣く年の暮れ      である。    (郷愁の詩人 与謝蕪村 岩波文庫) . . . 本文を読む
コメント (2)

着眼大局着手小局

2006-01-31 10:00:44 | 言葉・文字・数
 考えることは全体の情勢。  ものごとをはじめるのは手近より。    競争社会は自我が強くないと生きるのがむずかしくないか。    自我が強い社会はつかれやすくないか。    自我があると争ってしまわないか。     自我がないと生きていけなくはないか。    65億の自我が共鳴できれば楽しくないか。     . . . 本文を読む
コメント (1)

宇宙は、私たちはいったいどこから来たのでしょうか?言葉と文字に縛られる人の宿命かもしれない。

2006-01-21 11:13:57 | 言葉・文字・数
 宇宙の本質とは何なのでしょうか? 私たちは宇宙においていかなる存在なのでしょうか? また宇宙は、私たちは、いったいどこから来たのでしょうか? 宇宙はなぜこのような状態になっているのでしょうか? これらの疑問に答えようと試み、私たちはいくつかの世界の姿を描きだしました。亀が無限に重なった塔がこの大地を支えているのだという考えもその一つですし、超ひも理論もその一つです。(中略)しかし、どちらの理論も . . . 本文を読む
コメント

日本は素晴らしい観光の地だ。 ジム・ロジャーズさん

2006-01-18 13:49:16 | 言葉・文字・数
 日本は素晴らしい観光の地であり、それにふさわしい豊かな文化の伝統を持つ。同時に、本当に驚くべき近代的インフラの蓄積を持っている。    「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」   日経ビジネス人文庫   . . . 本文を読む
コメント

観光立国宣言 松下幸之助さん

2006-01-17 12:30:10 | 言葉・文字・数
松下幸之助さん、観光立国を語る。 . . . 本文を読む
コメント

部下にとって、よい上司とはいい人ではない。結果を出せる人である。

2006-01-13 06:44:04 | 言葉・文字・数
 「いい人だ」という評価は評価ではありません。「いい人」というのは、自分にとってうるさくない人、ソフトな人ということが多いわけです。仕事ができる人は、きちっと自分のかたちを持っていて、具体的に提示できる。そして、非常に厳しく、妥協を許さない人です。したがって、上長としてはうるさい人ということになります。教育に対しても厳しく叱ることが多く、その意味では、必ずしも「いい人」とは映らないことが多いのです . . . 本文を読む
コメント

言語化されない「知」とは

2005-10-31 06:04:27 | 言葉・文字・数
 人間には、言語の背後にあって言語化されない知がある。「暗黙知」、それは人間の日常的な知覚・学習・行動を可能にするだけでない。暗黙知は生を更新し、知を更新する。それは創造性に溢れる科学的探究の源泉となり、新しい真実と倫理を探求するための原動力となる。隠された知のダイナミズム。潜在的可能性への投企。生きることがつねに新しい可能性に満ちているように、思考はつねに新しいポテンシャルに満ちている。暗黙知に . . . 本文を読む
コメント