世界は事実の総体であって、物の総体ではない。
世界は諸事実によって、さらにそれらが事実のすべてであることによって、決定されている。
なぜなら事実の総体は、実際に生ずることと、実際に生じないことのすべてを、あわせて決定するからである。
論理空間のうちにある諸事実が世界である。
世界は諸事実に分解する。
他のすべては不変のまま、或ることが事実であるのも可能であり、事実でないのも可能である。
世界は、実際に生起することのすべてである。
事態において諸対象は、鎖の輪のように繋がりあっている。
現実の全体が世界である。
朝のランニング(早歩き)では、毎日、初めて会う方がいる。今日はふたりだった。気になったのは、防波堤に向いて、制服のスカートをめくりあげていた女子中学生だった。うっ 何をしてる?? 今朝の現実は、様々な事象に満ちていたのだった。