全体を見なければならない。世界資金循環はどのようになっているか。利益を求める資金はどこに向かっているのか。果たして、原油埋蔵量はいつまで需要に耐えられるのか。食料以外の代替燃料は、いつごろから商品として流通するのか。 さらには、果たして、食料不足対策の切り札は現れるのか。そもそも、貨幣を、どのように扱えば良いのだろうか。
サブプライムローン問題をきっかけにして、米国の経済運営が難しさを増している。資金の流動性を維持するために、FRBが政策金利であるフェデラルファンド金利を下げ続けた。ところが、その効果を十分発揮する前に、インフレという新たな脅威を呼び覚ましてしまった。(日本経済新聞、社説)。先進国のみならず新興国、さらには未開発国、世界中で物価上昇である。
数年前より、天然資源と魚をはじめ食料価格は上昇傾向にあった。だが、ここに来て、顕著である。このデフレに慣れたこの国でもである。米国の連邦公開市場委員会では利上げ意見もでてきた。欧州中央銀行はインフレ抑制のために政策金利を引き上げるようだ。こうなるとますますユーロ高・ドル安に拍車がかかる。米国政府はドル防衛を表明している。サブプライムローン対策は、 いつ、公的資金を投入するかの議論になる。 そして、その次の光景は。
「税率」で上がりますから仕方ないとは言えこの異常値上がりですから値上げ巾に政策的な減免対策は出来ないのでしょうか?
道路公共事業がこれによって支えられているのは判りますが、原油高インフレは投機筋が動いて招いていると言われ、今後の需要も増え続けると予測を出しています、バカな統計発表です
(原油高を容認する勢力がいますね!)
石油ショックの時、トイレットペーパーの在庫はあったのです、流通が追いつかないだけでした、原油も産油国にあるはず先物取引相場だけが加熱していて引っ張られて物皆あがります。
デフレの時、口には出しませんが政府はインフレ導入、経済も名目成長重視の考え方になっていましたし、いまさらインフレ悪いとは言えないのでしょう
さりとて物価値上げは歓迎とも政治家はいえませんねえ!
どうも見えざる手は消費者の思惑とは関係ない方向に差し向けられていると思います!
豊作貧乏・大量消費・低成長・少子化高齢化・格差社会・大国化を克服できないと資本主義の矛盾は戦争へと走りだします
天星は、ひたすら、明日の一歩より今日の一歩。一日一生の精神で。
今朝は、南風の雨が強く、窓が開けられません。